モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

実は6月からの制作!

2020-08-20 22:38:55 | 小学生 工作

大竹です。前回前々回のブログでは授業の様子が紹介されていましたので、今回は絵本や紙粘土人形の製作過程についてご紹介させて頂きますね。

コチラのブログにありますように、絵本や紙粘土人形製作の下敷きに人物クロッキーの授業がありました。子供たちが人を描いてみると、殆どの子が大体が頭が大きく、手足や体を小さく描いてしまいます。人の全身は頭7個分、腕は大体2つ分、足は3個分の長さがあります。それを踏まえて、ポーズを取る友達を見ながらスケッチしています。何枚か描いて練習したのち、そのスケッチを元に絵本の人物を描いていきました。

そして、その絵本のワンシーンを粘土で再現していきます。まずは針金を曲げて藁人形のような人形を作り、ポーズに合わせて腕や足を折り曲げていきます。そこに粘土で肉付けをしていき、裸ん坊の人形を作ります。肌の色を塗ったら、別の色付けした粘土で服を着せるようにペタペタ貼りつけていきます。事前に着彩した粘土を後付けで貼りつけていく事で、筆で服や肌の色を塗り分けるよりも、はみ出しの無い綺麗な仕上がりにする事ができます。最後に、釣竿や鞄などの小物をお菓子のパッケージで作ったら完成です!針金の芯が入っているので丈夫にできており、ほとんどの子が危うげながらも自立出来る人形となりました。

6月のクロッキーから始まり、2ヶ月に渡る制作となりました!アトリエの階段から窓際までズラリと並ぶ人形達が居なくなってしまうのは少し寂しいですが、次の油絵のカリキュラムによって今は壁一面がキャンバスで埋め尽くされております。是非他のクラスの方々も、毎週少しずつ進んでいく小学生達の油絵を楽しんでいって下さいね。

コメント
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