林 油彩
本日は私、岩田が担当致します。
ご紹介するのは、土曜午前クラスに在籍されている林さんの油彩です。
こちらの作品。ご自身にとって初めての油彩ではありますが、描きっぷりがとても良いですね。
女性が撮影された画像を元にしつつ、色使いなどにアレンジを加え魅力的な一枚を描かれました。
経過を拝見している中でも、物おじせず絵の具を画面に置かれていて、ご自身が表現したい世界観が明瞭なビジョンとして思い描かれているのだと感じました。
又、人物油彩で特に顔を描く場合、最初はどのように描いていったら良いのかに迷われる方も多い中で、林さんの場合は逆に顔に使われる色の使い方や筆の走らせ方が極めて自然で、更に頬から首に至る陰の中にも光を感じられます。
その理由として、自主的にされている下記のような日々の試みが、描く上での大きな布石になったのでしょう。
こちらの画像、雑誌に掲載されたモデルの写真の上から林さんが直接アクリル絵具で色を塗り重ね描いたものです。まさしくビフォーアフター。
ご自身曰く「ちょっと色を使って遊びたいと思ったときに、下書きを描く時間が惜しくて手元にたまたまあった捨てる予定の雑誌に塗り始めたのがはじまりです。」とのことです。
顔を描く方法として、忙しい中ちょっとの空いた時間で、こうして気軽に且つ時間短縮にもなる練習方法があるんだなと私も関心しました。是非皆さんもやられてみては如何でしょう!
これからも描くことを楽しまれ、様々なチャレンジをされていって下さい。