モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

小学校でボランティア

2018-11-20 23:44:36 | 小学生 イベント

今日はミオスでは毎年恒例ボランティアとなっている、近所の小学校のフェスティバルで行ったワークショップをご紹介させて頂きます。私は講師として参加した、大学1年生の井出村です。小学校低学年から高校2年生までアトリエ・ミオスに通っていました!

今回は私の通う多摩美術大学の友人も含め5名のメンバーで参加しました。内容は「牛乳パックと布で世界に一つだけのオリジナルバッチを作ろう!」という企画です。
自分がデザインしたものが格好良く、より本物のように出来上がっていくのは、小さいころから嬉しくて楽しくて感動的なものだったという意見から、短時間でデザインできて、格好良く楽しく作れるものなら、これがいいのではないかと皆の意見が一致しました。(私もミオスに通っていたとき作品を完成させて、お父さんお母さんに「見て!!」と言うのが楽しみだったことを思い出しながら参加しました。)

まず、小学生の皆さんに持ってきてもらった牛乳パックを作りたい形に2枚ハサミで切ります。切った2枚を重ねて厚みのある台紙を作ります。(この厚みがクオリティーを高く見せるポイントです!!)
次に、牛乳パック2枚で作った台紙に布のハギレやお気に入りの折り紙などを巻き付けてから、透明のシートでラミネートします。
最後にシートの上から、アルファベットやラインストーン、ビーズ、シールなど、1人1人が自由に個性的に飾り付けをします。

小学生の皆さんは試行錯誤しながら、真剣に牛乳パックを切り、真剣に布を貼り付け、真剣に飾り付けを選んでくれました。ちなみに私はミオスに通っていたとき、製作途中はやりたくない~~もう終わりにする~~と駄々をこねて先生方を困らす生徒でした(笑)ので、その集中力には目を見張るものがありました!!

出来上がったものを私たちメンバーに可愛いでしょ!格好いいでしょ!と見せてくれて、当初の目標であった「自分でデザインしたものを格好良く完成させる」が達成されたように思えて、嬉しかったです。
さらに、授業が終わりメンバーと一緒に帰る途中の廊下で、バッチを胸につけた子供たちが自慢げに作品を見せ合っていたのを見て、メンバー同士で顔を見合わせてよかったぁと言い合ったのもいい思い出です。

失敗や準備不足もあり、反省点もたくさんありましたが、とてもいい経験になりました。なにより、小学生の皆さんが優しく素直で、出来上がった作品を私たちに「見て!」と見せに来てくれたこと、教室の終わりに「ありがとうございました!」と私たちに挨拶をしてくれたこと、とても嬉しかったです。

このような機会を下さった小学校の皆様、アトリエ・ミオスの先生方、本当にありがとうございました!メンバー一同、心より感謝します。この経験を活かし、これからの学校生活や作品制作を頑張っていこうと思います!

コメント
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