モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

皆様へ感謝

2015-12-29 23:37:55 | スタッフ講師
 講師 伊藤絵里
先週末に今年最後の授業が終了し、アトリエ教室内は静かな年末年始を迎えようとしています。
昨年は開講20周年の年でしたが、来年は私事ですがミオスでお仕事させていただいて10年目の年となります。
こう考えると、毎年、年の瀬に1年が過ぎるのは早いなぁと思いますが、10年の月日もあっという間です。
(少し余談となりますが、私とミオスの出会いを・・・)
「アトリエ・ミオス」という名前すら知らなかった2006年10月の事。武蔵小杉のこんどう画材で買い物中、展覧会案内ハガキをたまたま手に取りました。その頃、国際交流センターのすぐ近くに住んでいたので、「近所だし、どんな作品があるか、見に行ってみよう!」と、ふらっと立ち寄った感じでした。会場に着くと、まず教室の紹介ボードがあり、そこに見覚えのある名前「代表 小原京美」を発見! 実は、小原先生とは学校が同じだったのですが、見ての通りお互い全く違うタイプの人間で、ほとんど接点がない関係でしたので、大学卒業後何をしているか知りませんでした。
華やかな会場で、毅然な態度でお客様に丁寧に接している彼女の姿は、学生時代の様子からは想像もつかない立ち振る舞いで、それを見て非常に驚いたことを覚えています。予想もしない思わぬ場所での再会だったので、今でもその時の状況を鮮明に覚えています。その偶然(必然?)の再会をきっかけに、ミオスにお世話になるというこれもまた思わぬ展開となり、今現在に至ります・・・・

約10年前と現在を比べると、クラス数が5クラス増え、総生徒数は150名から250名に増えました。教室に通われている生徒さんには、在籍しているクラスの人数のイメージしかもたれないでしょうから、250名と聞くとびっくりですよね。(展覧会の時に出品数の多さで実感するのでは?)
教室に通うきっかけは皆様それぞれ違う思いますが、それがどんな動機であれ、同じ時間に同じ空間で共に制作する人たちがいいて、私達スタッフがいるという教室内での出会いはご縁ですね。
今までに多くの方とご縁をいただけたこと、そしてお一人お一人の制作に携われたことは、これもひとえにアトリエ・ミオスを支持していただいている生徒皆様やご家族のお蔭であると心より深く感謝しております。

私は、未就園児から小学生のクラスと事務を担当させていただいております。毎日お子様達の制作に関われる喜びを感じておりますが、作品が完成するまでの様々なドラマの中で、一人一人の気持ちに寄り添えているか、自分に課せられて重要な任務が果たせているか、長年勤めていても授業が終わると生徒さんの表情とその日の自分の言動に思いを馳せます。どの授業も全く同じことの繰り返しは一つもなく、常に新しい授業に臨むことで、自分もアトリエも進化していかなくてはいけないと、常々思います。

何十億という人が存在するこの世界、数ある絵画教室の中から、アトリエミオスを選んで通っていただいている生徒さんとその親御さんのご期待に添えたでしょうか。今自問自答しながら、次の新しい年に私に何ができるかイメージしながら、気持ちを引き締めていきます。
来年も皆様にとって、アトリエミオスで過ごす時間が意義あるものになるよう努めてまいりたいと思います。
今年一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

コメント
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