モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

服からできたぬいぐるみたち!

2015-11-27 09:00:40 | 小学生 工作
菅原です。今日は木曜日小学生クラスの様子をお伝えしたいと思います!
今回は小さくなって着られなくなった自分の洋服を持ち合ってぬいぐるみ作りをしましたよ~!

普段服飾を学ぶ私にとって試練であり絶好のアピールチャンスであったこの課題…。
のはずが、デモンストレーションで私が作ったぬいぐるみがぬいぐるみ作家ばりのハイセンスさを発揮し、小原先生からの好感度が若干下がり、焦った新人講師菅原…名誉挽回の意味も込めて、いつも以上に張り切りまくって取り組んだのであります!(もちろんいつも精一杯やっていますよ!)
ところが、課題を告げた時の小学生みんなの反応は、「え~!?」でした。ガーン。
絵を描くのは好きだけど、まだ小学生だからお裁縫は面倒くさいしよくわからないよねぇ。ハロウィンでハメを外しまくり全力で楽しむわんぱく小僧たちがこんなおしとやかなことを楽しみに思うのは至難の技…。
しかし、興味がないならなおさら良いものを作らせてあげることが、布への関心を引くことになるのでは?そして自分ってもしかして縫い物に向いているのかも?と思わせることができれば万々歳だという希望を抱き、玉留め玉結びから走り回って教えました。

その結果がこちら!

なかなかの完成度です!!
指導してみて思ったのですが、やはりみんなセンスがいいですよね。
手足のバランスや綿のボリュームもいいですが、顔が非常に素晴らしいです。
ぬいぐるみの命は何と言っても顔!工場で同じように作られても、目の開き具合や鼻との間隔の数ミリの誤差で好みが別れるほど、デリケートかつ要の箇所です。
写真を見て頂ければわかるように、作品の顔たちは不気味かつ可愛い仕上がりになっています!絵を描く人だからこだわりも強いんでしょうね。
自分の「こうしたい!」というイメージをぶれずに忠実に再現することができていて、とても良かったです。
少しはみんなに裁縫の面白さをわかってもらえたかと思います。一見絵と関係ないと思うかもしれないけど、布や刺繍のテクスチャも立派なイマジネーションの源になってくれるから、無駄なことは少しもないのです!

私にとっては写真のにっこり笑顔がとっても嬉しくて、頑張ってよかったな~と思いました。
これからの課題も張り切って取り組んで参ります!

追伸
写真が全員分用意できず、申し訳ありませんでした。
コメント
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