モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

彩る光へ

2012-12-31 22:25:45 | スタッフ講師
Obarakiro小原京美 『帰路』 絹本着彩・墨

真っ白なキャンバスと向き合うとき、画面の中に何を表現したいですか?
描きたいものがあるとき、それの何を伝えたいですか?
改めて意識はしなくても、皆さんの作品には一番大切な『心』が入っていると感じます。
気持ちが込められた絵は、視線の滞空時間が自然と長くなります。
共感や意外性、癒しや感動、慟哭や驚愕など様々な感情を呼び覚まされ、作品の中から感じる目には見えないリズム・空気・音・匂い・光・温度などがひとつの物語となり、私に囁いてきます。
それはそれはドラマチックな体験です。

私にはアトリエの休みがほとんどありません。つまり一年間の内360日位は激的ドラマチックな日を過ごさせて頂いているのです。
子どもの頃ハマっていたマヤの予言~2012年世界終焉論~から、「その時は43才だから、もう死んでも悔いはないはず。十分生きたと思うだろう。」という自分予言は、“病みつきドラマチックの呪い”にかかったことにより、見事に外れてしまいました。いつまでもいつまでも皆様と一緒に、彩る光の中にいるような素敵な体験をしたいと思います。

今年も大変お世話になりました。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。   2012年大晦日 小原京美

コメント
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