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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

田原総一郎再び

2009年10月06日 | 人物、男
 田原総一郎には辛い評価をした。尤も、この人は数多の批判を物ともせず、ジャーナリズムの光と陰の中を駆け抜けてきた猛獣なので、辛い評価など何処吹く風だろう。
 物事を単純化し過ぎる、AかBと迫っても難題の解明は進まず、かえって誤った方向に誘導される危険がある。人間原理に偏りすぎる、思惑や確執で物事が決まるように見るのは客観性に乏しく科学的でない。と無い物ねだりのような批判をして、後継者の出現を望んだのだが、なかなか田原総一郎ほどパワフルで蓄積のある人は居ないようだ。サンデープロジェクトや朝までを見ると、これだけの人はおいそれとは出てこないと感じさせられる。
 あながち的はずれな批判ではないと思うが、効果のない批判と認めざるを得ない。角を矯めようとすれば、角に吹き飛ばされてしまう。
 今しばらくは総一郎の咆哮が響くだろう。視聴者は猛獣使いとなり、参考資料として視聴する力を持たねばなるまい。
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