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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

本の香り

2021年07月22日 | 
          

 
 本屋に逆風が吹いている。街に出ると必ず立ち寄っていた本屋が相次いで閉店した。なんとも言えず淋しい。勿論、本はインターネットで購入できるが、本屋であれこれ迷いながら購入するわくわく感はない。やはり手に取ってパラパラと何ページか読むことができないと本を買う楽しみは満喫できない。個人的には丸善が好きで東京、京都に行けば本屋時間を作り立ち寄ってきた。京都の丸善は東京に負けず広く素晴らしい本空間を作り出している。さすが京都と思う。
 一時間ほどあれこれ本を見て回るとつい買い過ぎて、いつも持って帰るのに苦労する。送って貰う手もあるのだが、家へ帰ってすぐ広げてみたい派で持って帰ることが多い。
 インターネットで買う時はネットの書評を参考にするが、褒めすぎや貶しすぎのものがあり、手に取って読めない歯がゆさを感じる。新聞の書評も参考にするが、やや褒めすぎの傾向があり時々失敗する。著者で選べば失敗は減るが、新しい出会い発見を求めるので手に取って選べる書店は貴重だ。なくなっては困る。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (arz2bee)
2021-07-22 22:54:26
最近は公立図書館に行きませんので、あのかび臭い匂いにはご無沙汰です。新しい本には新しい本の匂いがします。
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本の香り (常連)
2021-07-22 18:57:29
昔は公立図書館などに入ると、あの独特のカビくさい、本の匂いがしました。
紙の質が変わったかどうかは知りませんが、最近、そんな所あります?
歳とって、私のきゅう覚が落ちたのかも知りません。
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