駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

パメラ食堂のパンケーキ

2009年09月27日 | 旨い物
 オバマ大統領が食べ損なったパメラ食堂のパンケーキを鳩山首相はたらふく食べたようだ。パメラ食堂のパンケーキはどこか特別なのだろうか?
 パンケーキといえばIHOP(International House Of Pancake)のパンケーキを懐かしく思い出す。日本のホットケーキと違い、パンケーキそのものはあっさりして小振りだが何枚も重ねられホイップクリームとシロップがたっぷりで甘党には堪らない。どうも日本の男には甘い物をおおっぴらに楽しまない遺憾な風習があるが、欧米では大の男がニコニコとケーキやアイスクリームを頬張っている。
 日本の上品なほのかな甘さと違うこれでもかという甘さやお飾りでなく山盛りのホイップクリームは今も健在だろうか?
 かってのピッツバーグは鉄鋼の街で公害もあり、アメリカじゃあ住みよい街ではなかったはずだが、この三十年で安全で住みやすい街になったらしい。パメラ食堂はその変遷を見守ってきた街中の食堂なのだろう。パメラは女性名、きっとパメラおばさんが切り盛りしているに違いない。
 IHOPに入ると微かに柑橘系の香りが漂っていることが多かった。通りを眺めることができるオープンな作りで、スタイルの良いウエイトレスが笑顔で席に案内してくれ、メニューを置いて行く。私は、特別暑い日や凍える寒い日にこのパンケーキを頬張った、力が湧いてくるのだ。
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