中国大都市の食市場をユーチューブ(虎三走)で見ていると食べてみたいものがどっさり出てくる。なんだか怪しげなものもあるが旨そうなものも多い。北方には粉物が多く海岸線には海産物が多く南方では野菜茸が多い印象があるが、とにかく材料が豊富で目の前で豪快に調理されている。淡白、単味、少量という日本料理の対極の感じがする。食べたことのある料理が出てこず、どんな味かなあと想像するしかない。
言うては失礼かもしれんし個人的な感想だが、インド料理は豪快でも清潔感に欠けるし、北欧料理は冷製も多く単純そうでさして食指が動かない。そこへ行くと敵わぬ夢だが、一度でよいから旨そうな八種類に大別される中国料理を露店現場で味わってみたい。