駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

夏空が恋しい

2021年08月19日 | 医療
             

 昨日の夕方少し青空が見えたが今朝はまた曇っている。もう一週間以上夏空を見ていない。あれこれ異常続きだが、気候もおかしい。というより地球温暖化がもたらした異常気象が新型ウイルスのパンデミックなどを引き起こしたのかもしれない。
 このまま夏が終わるのだろうか、それとも蒸し暑い夏が戻ってくるのだろうか。蒸し暑いのは嫌だが、それでも例年通りの方が気持ちが落ち着く。
 供給量が減ったようで七月に比べると新型コロナワクチン接種数は減ったが、それでも毎日二十人ばかりに接種している。六十代のおばさんが打ち終わった後に息子に特別に打ってくれないかと言い出した。人との接触が多い仕事らしい。残念ながら当地ではまだ三十代の基礎疾患のない人に接種はしていない、申し訳ないが無理ですと説明したのだが、東京など若い人に打っている地域もあるし、大企業などでは早々と社員に接種したところもある。よく考えれば不公平に思えるが、接種総数は公表されても、何処でどれくらいどんな人に接種されたかという数値はよく分からず、ちゃんとした議論も説明もできない。本当にワクチンが十分あればこんなことは起きないはずだが。
コメント
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