選挙戦が始まった。情報が乱れ飛んでいるが、ネットの情報もバイアスがかかったものが多く、事実が掴みにくくなっている。萩生田氏さえ解散には大義が必要だと言っていたのだが、結局は権力者が自分に有利な時に解散して何が悪いという応援団が出現し大声を上げて問題をかき消そうとしている。
生の声が聞けるBSのプライムニュースを参考しているが、司会の反町氏がどうもフェアではなくなってきている。権力は強過ぎるから怖いのだが強い方に付いた方が得策と考える人達が居て、議論によって問題をより深く解決しようとする動きを妨げようとする。大樹に寄っても守ってくれる保証はないのだが。
嫌悪や憎しみが強い力を持っていることに、権力は絶大な力を持っているから怖いということに、気が付く必要がある。弱者には冷静な議論しか抵抗する術はなく蹂躙に噛みつくしかない。弱者をお前は噛みついたと逆襲する人達は弱い立場というものを理解していないと思う。
何だか極端なことを書いたように読めるかもしれないが、嫌悪や憎悪といった感情が人を動かす強い力を持っていることに気付きたい。情動による判断はしばしば間違う。