駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

トランプでもダメか?

2017年07月06日 | 世界

         

 毒を制するには毒をとトランプに期待したが、どうも金正恩の毒の方が強いらしい?。おまけに韓国に文大統領が誕生し包囲網も綻びを見せている。中国もトランプの思い通りには圧力を掛けないし、隙を見てプーチンが漁夫の利を狙ってきいている。

 確実なのは睨み合いで徒に時間が過ぎれば、核弾頭を積んだICBMが完成してしまうということだ。果たして話し合いや並みの締め付けで北が核を諦めるということがあるだろうか、それはないと学ばねばならない。

 私には核を保有したままの北を核保有国として国際社会に受け入れるか、武力行使するかの二者択一しかないように思える。まあ、武力行使にもいろいろあって、最小の殺戮で最大効果を狙うというのが、非極東国際社会の暗黙の了解だと思われる。

 現実にはゴルゴサーティーンは居ないようだ?。それに加えてこの作戦には中国は反対、ロシアもあまり賛成していない。というのは金正恩を失った北が崩壊し、曲がりなりにも民主化して南北統一への道を進むことになると、中国は困るしロシアもちょっと迷惑と感じているのだ。

 しかし手をこまねいていれば時間は流れ、内部崩壊を招くほどの強い締め付けが出来なければ、北は核保有国としての実力を備えて行く。一体どれくらいの時間的猶予があるのだろう。文政権による国境半開放一半島二制度というウルトラCは有り得るのだろうか?。

 ちょっと心配なのは日本の地理的位置だ。中東とは違い指呼の距離なので、直接の影響が出てくる。唯一、確かなのはこんな時に稲田防衛大臣では問題があるということだ。安倍さんも中国、韓国、北、ロシアに好かれているようには見えない。日本政府も心配だなあ。 

コメント
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