小保方さんがSTAP細胞の検証実験を始めることになった。結果がどうあれ、これでよいという気持ちがする。
尤も24時間監視カメラ付きということから、何というか理研というのは検察や議会と似たような組織らしいという印象を受ける。
小保方氏は午前11時前、タクシーで到着。報道陣約50人が待ち構える中、無言で足早に研究棟に入ったと報道されている。無言足早は当然だろう。
小保方という苗字を聞くのは初めてで、しかも快挙の報道に好印象を持ったのだが、それがこんな展開になるとは夢にも思わなかった。
偶然か触発されたか、理研の倫理観に嫌気が差しIPS細胞の臨床研究を中止したい?とのつぶやきがあった。この発言は撤回されるようだが、科学の研究者には結構情緒不安定な人が居るという印象を与えた。つぶやきなどせず、きちんと文章になった意見表明をしないと誤解憶測が生まれると僭越ながら申し上げたい。
科学研究所にも官房長官的な人物が居た方が良さそうに思う。優れた研究者が必ずしも成熟した人格の持ち主とは限らないからだ。
こうした不祥事に接するといつも思い出すのは、ラザフォードやボーアだ。