ウィンブルドン男子決勝でマレーがジョコビッチを下し、英国に77年ぶりの優勝をもたらした。マレーを応援していた私はとても嬉しい。どこかひ弱かったマレーは敗戦から学んで逞しく強くなった。素晴らしい。
昨日はうだるような暑さだった。例年より15日早い梅雨明けしたようだ宣言が出た。梅雨明け宣言の方がすっきりしているのだが、揚げ足取りを警戒した表現なのだろうか。
九月に入っていつまでも暑いのは敵わんが、夏休みはかーっと暑いのがいい。じとーと汗が出てくる暑さは確かに大変だが、夏が好きだ。
夏になると思い出す、麦藁帽子を被り釣竿を持って、真っ青な青空の炎天下、緑の田の畔道を伝って川に出かけた少年の日。晴れた日には永遠が見えると言う、きっとそれは夏の青空に違いない。
マレーも、去年は決勝でフェデラーに敗れ涙にくれたガールフレンドも、今年のウインブルドンの青い空に永遠を垣間見たに違いない。