駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

休暇活用法

2010年08月09日 | 身辺記
 台風が南方で発生した影響か曇っていて朝から蒸し暑い。この多湿には生粋日本人の私も参る。べとー、じとーは敵わん。焼け石に水かもしれないが、パソコンの背景を南海の椰子小島、ロングバケーションに変えた。
 今週の後半は夏休み、年に一度の墓参りに出掛ける。今回は女房の先祖の眠る九州大分まで大きく足を延ばすこととした。大分と言っても宮崎県境に近い鄙びた田舎町で、小旅行となる。
 我々町医者は経済的には恵まれているのだが、実働時間も拘束時間も長く、なかなか長い休暇が取れない。正月、ゴールデンウイーク、お盆の夏休みに4,5日の連休が取れるのだが、どれか一つに休日当番医が当たることが多く、実質年二回の長期?休暇になってしまう。墓参りに充てる夏休みに先祖伝来の地を訪ねるのは一石二鳥でよい計画なのだ。こうした娘婿の思惑は許していただけるだろう。
 病院の勤務医は町医者の半分ほどの収入で二、三割増し忙しいのだが、代診が可能で長期休暇は取りやすい。休暇と言っても学会出席を兼ねることもあり勉強に行くんですよと抗議されるかもしれないが、我々も嘗ては勤務医その辺はわかっている。
 町医者の忙しさには緩急があり、始業前と昼休みに30分くらいの時間が取れる。診察中も5分、10分の空き時間は数回取れることが多く、パソコンを覗くことができる。本を読むよりもパソコンの方が中断しやすく良い暇時間活用かもしれない?。
 
 
コメント
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