あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

北インドの旅2日目クトゥブ・ミナールと複合建築群

2016年04月03日 05時47分30秒 | インド旅行記
2月14日(日曜日)朝6時半、朝食。

昨日インドラ・ガンディ国際空港を出たらもう暗くなっていた。北京の3倍超えの大気汚染の街デリー。
宿泊ホテルはそこから南、郊外のビジネス街、グルガオンに宿泊した。手早く食事を済ませエレベーターで屋上へ行ってみた。屋上にプールがあって、周りをぐるりと塀が作ってあり外が見えない。がっかりして階段で下っていたら、外が見える場所があった。

う~む。朝もやと言われたらそうだねとうなづきたくなるし、大気汚染の空と言われたらそうだねとうなづくだろう。でもなんだか奥にテントが林立してるような…??

降りてみた!う~む。どうだろうか?これは空気が汚れているのか??

太陽の側はホテルの裏手。なので正面に回ってみる。前の道をしばらくウォッチングする。



結構面白い。グルガオンはビジネスの街と聞いていたんだけど、これさ、鄙びてないか??まあ、これから立派になる所かもね。
さて、インドではベトナムと違うのか、勝手に街を歩くな!と言われている。治安がよくないそうだ。これは本当に残念なんだけど、ホテルの前で道行く人々をウォッチンングするだけでも楽しい。
7時半ホテル出発。
今日からバスで移動しつつ観光を楽しむので、添乗員さんは旅人達をA・B・Cの3グループに分け、グループ順にバスの席を確保するスタイルを採用する。これ、結構重要な事だとすぐに分かりました。
デリーを走るバスにカーテンがありません。
これは数年前にデリーの市内バスの中でレイプ事件が発生した為、二度とそういう事が起こらないようにデリーのバスは全てカーテンをつけることを禁じられたとか。この日はデリーからジャイプールまでロングドライブになりました。ンで気付いたんですが、カーテンがないということは、日差しが車内を直撃するのですよ。取りあえずバスの車内でも帽子をかぶってましたが、早急にロングスカープを手に入れよう!と決心しました。ついでならインドのスカーフが欲しいな。

今日の観光は、サウスデリーの2つの世界遺産です。
さて、日によると渋滞することもある!と聞かされてましたが、この日は日曜日なのですよ、スイスイとバスが進み、8時過ぎに一つ目の観光地、世界遺産。クトゥブ・ミナールと複合建築群に到着しました。
添乗員さん「まずはトイレに案内します。ここは有料トイレでお一人10ルピになります」
ンなこと言われても10ルピを持ってない!
添乗員さん「分かりました。立て替えておきます」
という事に…。チッ!やっぱり両替で『小銭がない』が悔やまれるぜっ!!
さて。気を取り直し、観光開始です。

● 世界遺産 クトゥブ・ミナールと複合建築群(1993年登録)
インド最古とされるイスラム遺跡群。奴隷王朝~ハルジー朝時代の歴史建築が残る。
ヒンドゥー教徒に勝利した記念として奴隷王朝の創始者アイバクと、その後継者イルトゥミシュによって造られた尖塔(トップ画像です)、クトゥブ・ミナールが最大のみどころ。
2016.5.16デジカメ画像地図を追加しました。


ヒンドゥー教寺院を破壊した石材で造ったイスラム教寺院跡も見逃せない。
2016.4.14デジカメ画像を追加しました。


2-16.4.14デジカメ画像を追加しました。
画像の中央に鉄柱があります。この鉄柱は、4世紀のグプタ朝のインド統一記念に造られました。純度99%の鉄で出来ていて、今もさびずに立ってます。表面にサンスクリット語が刻まれています。



イスラムっぽいのは、ヒンドゥー寺院の時にはあった神様の像や女性の石彫を、イスラムの偶像崇拝禁止の立場から、全て削ってあることですね。
2016年4月5日、デジカメ画像を追加しました。

ちなみに、塔はかつては369段の階段を上がり登れたんだって。でもある日、遠足に着ていた学生が事故って落ちた事があり、以降登るのを禁じてるとか。

全長72平方メートルの塔は、インドで最も高いミナレット。1層目はアイバクが1119年から建てさせたもので、表面にコーランがアラビア文字で刻まれている。上の画像はミナレットの1層目。
アイバクの死後後継者のイルトゥミシュが引き継ぎ、3層目まで完成させた。4・5層目はトゥグルク王朝のスルタンにより、1358年に造られた。
先端にいくに従って直径が小さくなる設計。実際より高く感じる。
携帯で画像をとりそびってましたが、ラルーコートの中庭に、3~4世紀、グプタ朝のインド統一記念に造られた高さ7メートルの鉄柱だ建っている。純度99パーセントの鉄で出来ているため、17世紀経た今でもさびずに残る。表面にはサンスクリットの文字が刻まれている。

上の画像の手前に林立する柱の建物は、イスラム・マスジット。回廊のところどころにヒンドゥーの彫刻が残る。これもヒンドゥー寺院の石材を転用して作ったから。イスラム寺院を作った時に、ヒンドゥーの彫刻は表面に漆喰が塗られて表面には出てなかったとか。
他に基底部の直径25メートル。クトゥブ・ミナールの2倍の塔の残骸がある。これは1312年に着工されたものの、作ろうとしたスルタンが途中で暗殺され未完に終わったもの。こちらも携帯電話に画像がありませんでした。う~む。デジカメ画像をどうやって読み込めばいいんだろうか??そもそもiPhotoにもう空きメモリがないんだよね。
2016年4月5日、デジカメ画像を追加しました。
ところで、遺跡の間をリスがチョロチョロしてます。
2016年4月5日、デジカメ画像を追加しました。
遺跡の上に、緑のインコが停まっています。
これってみんな野生の動物のハズ。北京より酷い大気汚染なのに、インコもリスも普通にいる事に驚きます。
バスの駐車場に戻って来た。時刻は9時。道が込み出す前に出発です。

今日は満開の桜を見に行こう!と5時に起きた!雨が降ってた~。風も強くてね。現在体調が今一の私にはこの来んディションは辛い。午前中は腐りつつIPhotoのライブラリの画像整理をしていたのですが、午後からなんとなくで新しいフォトチャンネルを作成してました!
とりあえず北インドのブログ作成済み分の画像を使ってフォトチャンネルを造りました。
北インドの旅2016年2月13日~21日9日間の旅

よかったら見てあげて下さい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北インド旅行1日目出発 | トップ | 北インドの旅2日目フマユーン廟 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インド旅行記」カテゴリの最新記事