国会議事堂でキョウチクトウ(夾竹桃)にであったが、永田町周辺を歩いていたのは、総理大臣官邸を見学する目的だった。
幸運なことに官邸内部に入ることができ、組閣写真でおなじみの階段、総理大臣を起立して待つ閣僚応接室、官房長官の記者会見室などを見学した。もちろん忍びこんだのではなく、厳正な手続きと、精度の高い金属探知機を通って、正面から堂々と入ったのである。
官邸内部は内閣官房の広報室でも一部公開しているので、官邸内の庭や樹木を機会があったら紹介しよう。
官邸は地上5階、地下1階の建物で、平成14年に運用を開始した。
東西に段差のある土地に建てたので、正面玄関は3階にある。1階が広報機能、2~3階が迎賓機能、4~5階が執務機能そして地下1階に危機管理機能を持っている。さらに屋上は緊急時のヘリポートである。
休日であったが厳重な警備の中、まず出迎えてくれたのはシダレヤナギ(枝垂柳)の樹木である。シダレヤナギといえば、夏場には幽霊がつきものである。
ブログの仲間が、魑魅魍魎(ちみもうりょう)なる言葉を教えてくれた。「魑魅」は山の怪物、「魍魎」は川の怪物で、両方でさまざまなばけものとなる。官邸とシダレヤナギの組み合わせに妙に納得する。
(上の写真が西出入口、下右が正面出入口)
幸運なことに官邸内部に入ることができ、組閣写真でおなじみの階段、総理大臣を起立して待つ閣僚応接室、官房長官の記者会見室などを見学した。もちろん忍びこんだのではなく、厳正な手続きと、精度の高い金属探知機を通って、正面から堂々と入ったのである。
官邸内部は内閣官房の広報室でも一部公開しているので、官邸内の庭や樹木を機会があったら紹介しよう。
官邸は地上5階、地下1階の建物で、平成14年に運用を開始した。
東西に段差のある土地に建てたので、正面玄関は3階にある。1階が広報機能、2~3階が迎賓機能、4~5階が執務機能そして地下1階に危機管理機能を持っている。さらに屋上は緊急時のヘリポートである。
休日であったが厳重な警備の中、まず出迎えてくれたのはシダレヤナギ(枝垂柳)の樹木である。シダレヤナギといえば、夏場には幽霊がつきものである。
ブログの仲間が、魑魅魍魎(ちみもうりょう)なる言葉を教えてくれた。「魑魅」は山の怪物、「魍魎」は川の怪物で、両方でさまざまなばけものとなる。官邸とシダレヤナギの組み合わせに妙に納得する。
(上の写真が西出入口、下右が正面出入口)
枝垂柳/ヤナギ科/ヤナギ属。
中国原産の落葉高木で、奈良時代に渡来した。別名イトヤナギ(糸柳)。
葉は互生し狭被針形で、公園や街路樹として植栽される。雌雄異株で雌株は少なく繁殖は挿し木で行う。
名前の由来:枝が垂れ下ることから、シダレヤナギの名が付いた。またヤナギは、むかし中国でこの木で矢を作ったことから、矢の木から転訛したという。
花期:3~5月。
(総理官邸)
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