ヒノキ(檜)に似た葉に、コンペイトウのような緑の実がなっている樹木を、民家の庭先でよく見ることがある。
樹形が子供が手を上げたように見えることからコノテガシワ(児手柏)と呼ばれる樹木のようだ。
本来、「柏」の文字はコノテガシワなどを指し、柏餅で知られるカシワ(柏)はブナ科で全く別のものというからややこしい。
子供が手を上げるだけでなく、大人もお手上げである。
(左側の茶色の実は前年のもの)
樹形が子供が手を上げたように見えることからコノテガシワ(児手柏)と呼ばれる樹木のようだ。
本来、「柏」の文字はコノテガシワなどを指し、柏餅で知られるカシワ(柏)はブナ科で全く別のものというからややこしい。
子供が手を上げるだけでなく、大人もお手上げである。
(左側の茶色の実は前年のもの)
児手柏/ヒノキ科/コノテガシワ属。
中国原産の樹木で江戸時代に渡来した朝鮮、中国北部に分布する常緑針葉高木。雌雄同株。
幹は直立し、樹高は5~10mになる。ヒノキに似た葉は表裏の見分けがほとんどつかない。
名前の由来:。枝が直立する様子が子供が手を上げたように見えることからこの名が付いた。
花期:3~4月。
(多摩丘陵)
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