高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

マツモトセンノウ

2008-07-01 06:11:15 | 山野草
花の名前の頭に、主に生育する土地の名前を付けたものも多い。
このマツモトセンノウ(松本仙翁)も長野県の松本を思い浮かべるが、なんと歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に、花が似ていることに因んだ名前のようである。
名前からは江戸時代に流行った艶やかな花であろうことが予想される。

 

松本仙翁/ナデシコ科/センノウ属。
山野に生えるナデシコ科の多年草。観賞用として庭園に植えられる。
葉は対生し、茎の先に径5cm程の花を数個付ける。花色は赤、白、橙、桃などがある。
名前の由来:京都・嵯峨の仙翁寺(せんおうじ)で発見されたセンノウの仲間で、花の形が歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に似ていることからこの名が付いた。
花期:6~8月。
(東京都薬用植物園)
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コメント (6)
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