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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『踊る大捜査線』第3話

2009年12月29日 | TVドラマ
    「恩田さん、顔怖いですよ」
    「勇気出すときはね、怖い顔になるの!」

            『踊る大捜査線』第3話より


記念すべき「私が最初に観た回」。
第1話と第2話は、仕事の都合で観ていなくて、
両親から「面白いから絶対観るべきだ」と勧められたんですよねー。
そして、まんまとこの1回ではまったのでした。懐かしい!


冒頭の勝鬨署とのなわばり争いから
メインの「ひったくり事件をもみ消す」騒動まで、
またしても青島くんはなんにも捜査してないんですが、
それでこれだけ面白いって、なんかすごくないですか。
どこを取っても名場面だし名セリフなのですが、
イチオシはやっぱり留置場の場面ですよね(笑)
署長達がどんどんおかしくなっていくのが、もう。
次点は、初めて感情的になる室井さん。
すみれさんとの天敵同士みたいな応酬も捨てがたいです。
(はい、私は室井さんのファンですから!)


そして、ひったくり事件の被害者の中学生が
水川あさみさんだったのにびっくりー。
留置場の警官が正名僕蔵さんだったのにもびっくりー。
(映画で「通販で買っちゃった」って言った人です・笑)
(『相棒』の「ありふれた殺人」で、犯人を殺した犯人でもある)
(そして、『ゴンゾウ』のニコラスでもある…すごいなこの人!)
 

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NHKドラマ『顔』

2009年12月29日 | TVドラマ
松本清張生誕100年を記念したドラマだそうです。
今年は、松本清張の作品がたくさん映像化されていましたが、
やっぱり時代背景を原作のままにした方がいいのかも、
と今日のこの作品を見て思いました。
特にこの作品は、情報化社会の現代では成立しない話ですものね。


昔殺人を犯した男が俳優となり、
映画に出るようになってスターとなり、
栄光と破滅が同時に訪れる、という皮肉な物語。
男自身も「顔が知られるようになったら破滅だ」ということを
重々承知しているのに、それでもなお賞賛や栄誉や富を欲してしまう、
というあたりにドラマ性を感じました。


男を演じた谷原章介さんが、なんかすごかったです。
NHKでは『風林火山』の今川義元とか
『新選組!』の伊東甲子太郎とか印象的な役が多いですが、
今日のもとても印象的でした。
 

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