AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

「よい一生を」by弦之丞さん

2009年12月05日 | 映画
Yahoo!のTOPで、筒井康隆さんの『七瀬ふたたび』が
初めて映画化されるとのニュースを見ました(こちら)。


記事では、女優の芦名星さんが七瀬を演じるということに
ポイントが置かれていますが、私が注目したのは
監督が小中和哉さんだということ。
特撮ファンの皆さんにはウルトラマンの演出家として有名だと思いますが、
私にとっては『四月怪談』の監督さんでございます。


『四月怪談』は、大島弓子さんの原作マンガは読んでいないのですが、
映画の方はレンタルで何度も観て、しかもそのたびに大号泣してしまう
私にとっては最大級に泣かされる作品なのです。
うっかり勘違いで死んでしまった女子高校生(初子)と、
それを生き返らせようとする先輩幽霊(弦之丞さん)の物語。
なぜか私は、弦之丞さんの方に感情移入してしまうのですが(だから泣く)。


クライマックスで「よい一生を」とつぶやき、
家族のもとへと初子の背中を押す弦之丞さんは、
クラリスを抱きしめなかったルパンに通じるものがあると思います。


そんな風に繊細で叙情的な部分も併せ持つ小中監督なので、
この映画版『七瀬ふたたび』はかなり観たい!
地元で公開してくれるかなあ(それが一番の大問題です)。
 

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アニバーサリー

2009年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム
おはようございます。


なんとですね、今日を持ちまして
本ブログは5周年を迎えました。


5年って…長いですよねえ。よく続いていますね。
最初は、こんな感じで「3ヶ月限定」とか言っていたのですが。


最近は内容も浅くなってきてしまっていけませんが
とりあえずは元気で、この日を迎えられたことに感謝しております。


これまでコメントをくださった皆様、
トラックバックしてくださった皆様、
そして、もしかしたら読んでくださっているかもしれない皆様、
ありがとうございました。


今後も変わらず書き散らしていくことになりますが、
もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。
 

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夜の工場群

2009年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日(あっもう一昨日だ)「今週は長い」と書きましたが、
考えてみたら毎晩別の職場に出向いて仕事をしていたからでした。
帰宅が毎晩9時過ぎなんだもん。そりゃ長いですよ。


そして、その「別の職場」が
(ここからは地元の人でないとわかりにくいと思いますが)
鳥取方面にあったために、毎晩新釧路川沿いを走っていました。
(鳥取=釧路市鳥取のこと)
(その昔、鳥取県から入植した人たちが住んでいた鳥取村が
 釧路市と合併した地区です)
(北海道は、そういう地名が多いですね)
(北広島とか新十津川とか札幌市白石区とか)


特に帰りは、冴え冴えとした月明かりの中、
または舞い散る粉雪の中を、
車窓の左手に新釧路川、右手には製紙工場、というロケーションで
走っておりました(もちろん車でです)。
夜の闇の中、製紙工場の白い煙がもくもくとたなびく様子を見ると、
なるほど、夜の工場群の写真集が出るのもうなずけるなあ、
と思うのでした。妙に迫力があるし、変な美しさもあるのです。
その上、新釧路川の対岸には街の灯りがきらめいており、
それが水面に映えるという、これまた印象的な光景で。


そんな中を、エルガーの「威風堂々」なんか流しながら疾走すると、
なんとなく高揚してくる感じもあるのでした…やっぱり疲れておりますな(^^;
 

コメント (2)
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