AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

愛おしい雰囲気

2007年09月10日 | どうでしょう界隈
映画『たとえ世界が終わっても』の野口照夫監督のインタビューを見つけました。
>>> こちら (リンク先は 映画芸術DIARY です)


後半の「安田顕さんをキャスティングした経緯」のお話が、
ファン的には大層面白く、興味深く感じました。
『ハケンの品格』の一ツ木さんを見ただけで、
「ちょっと運動神経が悪そうだったり、ちょっと抜けていたり、
そういう愛おしい雰囲気を持っている方」
と見抜いてしまう、というのは、
やはりクリエーターという方々はただ者じゃないなあ、と(笑)


安田さんといえば、
ろくろを回せば一緒に回ってしまったり
(お前が回るんならろくろ止めろよ、と大泉さんに言われる)
三輪車なのになぜか転倒したり
(自転車なら猛スピードで走れるのに)
国際線の座席の隙間にパスポートを落としてしまったり
(そして、取ろうとして無茶な姿勢で動けなくなる)
神がかり的な不器用さを披露してくれているわけですが、
一方で、繊細だったり剛胆だったりする演技を見せてもくれる
実直で誠実な俳優さんでもあります。
昔、私はヤスケンのことがそんなに好きじゃなかったのですが
(初期の『鈴井の巣』では、本当にもう、いろいろなことがあったので)
ここ数年は彼の魅力が理解できるようになりましたし、
とても好きになりました。
他のNACSの面々とはちょっと違う意味で応援したくなる人だと思います。
『たとえ世界が終わっても』って、北海道では公開されないのかなあ。
せめて札幌でだけでも公開されればいいのに、と思います。
(もちろん、札幌じゃ見に行けないんですけども)


そうそう。先週見た大泉洋さんの名演技。
シゲさんにかじらせたいばっかりに、
激辛のハバネロを平気な顔で食べて見せたのには、
妙に役者魂を感じました(笑)
(で、シゲさんが「辛くないの?」とかじった途端に、
「いいか! いたずらってのはここまでやるものなんだ!」
と叫んで悶絶していたのが圧巻でしたね・笑)
 


コメント (6)
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