AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

TOWARD THE TERRA

2007年09月15日 | テレビ番組
アニメ『地球へ…』は、来週が最終回です。
きっちり全話観ておりましたよ。映画版も好きでしたし。


というわけで、プレ最終回の今回は、
ついにジョミーたちが地球の地表へ降り立ったのですが。
原作ではね、ジョミーはナスカ崩壊の後遺症(というのだろうか)で
五感が失われていて、それでも地球の大気に含まれている湿度に
感動して涙を流すのです。
「ソルジャーブルー、あなたに見せたかった。地球は本当に青い」と。
(確か。記憶だけで書いています)(映画版と混ざってるかもしれない…)


それから30年近く歳月が過ぎ、
21世紀のアニメ版『地球へ…』では、
地球は未だ死の星でした。


地表は赤茶けていて砂漠化が進み、海は酸性度が高く、
「こんなもののために我々は闘ってきたのか!」と
長老達は涙を流して怒りと悔しさに震え、
ジョミーは絶望のあまり一瞬我を忘れて叫ぶのですが。


そう来たか、と思いました。


30年前よりも、地球の荒廃は現実味が高く、
人類が撤退したくらいでは浄化が簡単にできるとは思われない。
私たちの21世紀は、そこまで来てしまったのか、と思います。
何かね、改めてショック。


次週は最終回。
原作は、「再生の前には破壊がある」の時代でしたから、
ああなってこうなってこうなりましたが、
「破壊したところで再生するとは限らない」と知っているいま、
どんな最終回が描かれるのかすごく興味があります。
まあ…原作通りなのかもしれませんけども。
(実は原作の結末がよく理解できなかった30年前の私・苦笑)
 

コメント (4)
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