こちらのドラマも終わっちゃいましたね。
勉強の内容が深まってくるにつれて、
生意気さが取れて謙虚になっていく子どもたちがよかった。
最初の頃は、何を言われても、
「なんでそんなことやらなきゃならないの?」だの
「僕らになんの得があるんですか」だのと
反抗期なのか知らないが、何様のつもりだ?!みたいに
イライラしたのですが(苦笑)
そのうちだんだんと、道子先生の厳しい言葉にも素直に
「はい」と答えるようになり、小学校の担任の先生にも
普通の言葉で接するようになり、
学校の行事や授業に対しても、前向きになっていました。
運動会騒動のときに思ったんですけど、
受験一色で過ごして合格したとしても、
入学後についていけないんじゃないのでしょうか。
大事なのは、人間としての総合力で、
そういう意味では、少しだけ人を信じてみようかと
気持ちの変わった道子先生もまた、少し成長したのかな、と思います。
あの同級生の女の子は、根気強くていい子でしたね。
普通ああはできないんじゃないかと思うので、
ある意味あの子が一番神様みたいでした。女神様。ちょっと不器用な(笑)
受験直前に将来の夢を語る子どもたちの言葉が良かったなあ。
君たちが、その未来に立てていますように、心から祈っています。
だから、逆に、ヒロシ君が補欠合格しなくても良かったような。
現実問題、不合格になる子どももたくさんいるわけでしょう?
努力が必ずしも希望の形で報われるわけではない、
でも、努力は決して裏切らない、という情景を
描いて欲しかったかも、とも思うのです。
凡百の平凡な子どもたちにも、勇気を。難しいかもしれませんが。
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第9話&最終話の西園寺パパ。
最後までいいパパっぷりで、ほほえましく観ていました。
西園寺パパは、『ライナス』のテッちゃんに匹敵するいい人ですよね。
受験直前に、イライラとイカスミスパゲッティ食べているのが
何だか面白かったのですが(なぜ昼間にそれを食べますか?)
「急患です」の声に、立ち上がって大股で歩いていく後ろ姿が
何か妙にかっこよかったですリーダーv
打ち上げに「息子たち」が参加できなくて残念で、
逐一実況メールを送ってやった、というのも
リーダーらしくていいなあ、と思ってしまいました。
その後、あろうことか『ナックスハリケーン』を
一人で歌わされた、というのも爆笑ですね。無謀だ(笑)
かといって、『つぼみ』だったらそれもまた恐ろしい話でしたけど。
とにかく、森崎さんもゲシゲシ経験値を上げているんだ、ということが
非常によくわかった3ヶ月間でした。
「(シーンの)入りから違う」「キャスティングがNG」と言われた
『四国R-14』から、遠くここまで来ましたね。
リーダーの次の出演作が、とてもとても楽しみです!