秋生のEtude

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劇団四季 『オペラ座の怪人』 12/18(金) マチネ

2020年12月24日 00時35分40秒 | 劇団四季
夏が過ぎて秋が来て、いろいろと舞台も上演されるようになって・・・怖々ながらチケットを取りました。(何年かぶりに会員になって)チケットを予約した11月の初めは、コロナもちょっとだけ落ち着いていたし。
なのに、12月に入って感染者数は3倍に
・・・迷ったけれど、今回はあきらめたくなかった。どうしても、どうしても観たかった。
娘その2と二人、会社を休んで観に行きました。都内遠征ということで、もちろん電車内はマスク着用、かつ、無言。食事もせずお茶もすることなく、直行直帰です。
新しくなった四季劇場・秋。隣通しだった春劇場は3階。秋劇場は2階。(つまり一つの建物に収容されたのね)
席がひとつ飛ばしのディスタンス状態だった映画館と比べると、席が近くて〝密”なのはしかたがない。全員がマスク着用で私言もなし。感染の不安がないとは言い切れないけれど・・・信じよう、ということで・・・


劇団四季 『オペラ座の怪人』 2020.12.18(金) 13:30開演 四季劇場・秋

オペラ座の怪人   佐野正幸  
クリスティーヌ・ダーエ   海沼千明
ラウル・シャニュイ子爵   光田健一
カルロッタ・ジュディチェルリ  河村 彩
メグ・ジリー   松尾 優
マダム・ジリー   戸田愛子
ムッシュー・アンドレ   増田守人
ムッシュー・フィルマン   平良交一
ウバルド・ピアンジ   山口泰伸  
ジョセフ・ブケー   見付祐一
ムッシュー・レイエ  日浦眞矩
ムッシュー・ルフェーブル  勅使瓦武志


久々のこの感覚。重々しいこの空気感。オークション会場の暗さ。乾いた拍手。
そして、あの荘厳な音楽と共に、かのシャンデリアがスルスルと上がっていく様。
オーヴァチュアを聴いた途端、一気に血圧が上昇しました。

ああ、生オケっていいなあ。
とにかくロイド・ウェバーの音楽がどれも素晴らしすぎる。美しくて妖しくて難解で『オペラ座』の世界感にぴったり。
「プリマ・ドンナ」の7重唱とか、もう感動。
そしていつも思うけど、四季のあの工夫を凝らした舞台が好き。何度観ても、ファントムがクリスティーヌを地下の隠れ家に連れて行くところはドキドキする。

海沼クリスティーヌ
強い。高音で歌いあげるところで声が細くならない!!
華奢で小柄で可愛らしいのに、ファントムに対してもすっごく強気。怖さより好奇心が勝っちゃうタイプなのかな。
ちょっと予想してた感じといい意味で違う・・・

光田ラウル
すごく背が高い。たくましいイケメン。体育会系?上腕二頭筋がムキムキ。・・・なんといっても私のラウルのイメージは石丸さんのような線が細めの貴公子なので、ちょっと違和感が
まあ、ファントムがいろいろ劣等感の塊みたいなところがあるから、対比すると、男らしくてたくましくても、それはそれで正解なのかもしれない。お声はすごくいい。

佐野ファントム
・・・やっと、ちゃんと会えた!!
なんていいお声。そして若々しい。しかも紳士的。声の使い分けもいい感じ。低音が素晴らしく安定してる。
そして、目がものを言うタイプのファントム。眼力がすごい。そのうえ、所作がきれい。クリスティーヌに触れる時の大きな手と繊細な指先が好みです。

あとは、フィルマン役の平良交一 さん、すっごく美声。イケおじなのも

なにしろ、前に観たのはたぶん2005年?(娘その2は小学生だった)ちょっとづつ変更されてると思うけど・・・ラウルの「泣きを見るのはおまえの方だ!!」はなかった。というか、セリフが変わってた。
そして、CDを聴きまくりの娘その2によると、クリスティーヌの曲は、どれもかなり高くなってるそう。
あとは生オケの迫力に感動した。・・・やっぱりDVDや配信とは比べ物にならないよぉ。
ああ、どうしよう。
もうね、全部好き。好きすぎる。どの曲もどの場面もとにかく良い。
久々に観た舞台だったから?いやいや、『オペラ座』の舞台そのものが完成度が高すぎるのよ。
舞台中はただただ、見入ってしまったけれど、カーテンコールでなぜか泣きそうになった。
切ないよね。哀しいよね。
やっぱり、生の舞台っていいなぁ。


うん・・・今さらながら、劇団四季の『オペラ座の怪人』はやっぱり凄かった。


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