秋生のEtude

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『銀河鉄道999~GALAXY OPERA~』 6/30(土) 東京千秋楽

2018年07月03日 00時48分13秒 | こっち向いてアッキー



『銀河鉄道999~GALAXY OPERA~』 2018.6.30(土) 12:00開演 明治座 東京千秋楽


星野鉄郎     中川晃教
メーテル     ハルカ
機械伯爵     染谷俊之
リューズ     矢沢洋子
シャドウ     雅原慶
クレア      美山加恋
車掌       お宮の松
大山トチロー   入野自由
鉄郎の母/トチローの母/プロメシューム(声)    小野妃香里
アンタレス     塚原大助
クイーン・エメラルダス  凰稀かなめ(特別出演)
キャプテン・ハーロック  平方元基


やっと、観てきました。

・・・えーーーっと、私、実はこの「銀河鉄道999」劇場版映画が公開された1979年に、直に映画館で観て、感動して泣いて帰ってきた一人です。
それが、「999」40周年記念ということで舞台化、しかもアッキーが鉄郎!というまさかのキャスティング



街の孤児(?)たちのダンス&ラップ、はぁ、今風だとこうなるのか、と。
カッコよかったけど、なんだか私の知ってる「999」じゃないなぁと、おばちゃんは思ってしまった・・・
「999」の乗車パスを奪って、仲間とつないでいくのは面白かった。
アッキーは小柄な身体に鉄郎の衣装が良く似合っていて、ちゃんと少年に見える。すごいなぁ。
追われて逃げて、舞台の上を8の字を描くように走り続ける鉄郎。あれは無限を表してるんだろうなぁ。
そこに現れるメーテル。細身に長い髪。寂しげな瞳。見た目はいいのだけど・・・なにしろセリフが・・・いやいやハルカさん、お声はいいのだけれど、セリフの言い回しが・・・固いというか、棒読みに近くて・・・まあ、初めての舞台だものね、ハードル高いよね
個人的には、アニメのメーテルが余りにも印象強すぎて、あの、母のような姉のような包容力のある池田昌子さんの声がどうしても恋しくなってしまう。

そして、「999」。座席は箱っぽい。
車掌さんは顔がよく見えないところがうまくイメージ通り、腕の「999」の腕章がすぐにずり落ちるところも。
クレアさんは、水色の身体がキラキラ・・・一歩間違えるとエロいんだけど、エプロンがグッジョブ!!加恋ちゃん、大きくなったなぁ。声がアニメっぽくてすごくかわいい

「999」に乗り込んだ鉄郎は、母を殺した機械伯爵に復讐するために、機械の身体をくれるという星を目指す。
その間にも様々な星でいろいろな人と出会うのだが・・・
冥王星の氷の墓の管理人・シャドウ・・・な、なに?すっごいお歌が上手い!!この方は・・・誰?
雅原さん、元四季の方ですか。ダントツの歌唱力。顔のない役ということで、メイクは結構不気味。ドレスもちょっとフィットしてなかった感が・・・
ぶどう谷の山賊・アンタレス。いいガタイをしてます。お声も素敵。「撃たれる前に撃て。」・・・このセリフ覚えてる。
トチローの母、小野さん。(鉄郎の母も)お久しぶりです。優しく強く美しく。
そして、トチロー。・・・入野くん、大人っぽくなったなぁ。アッキーよりお兄さんに見える。お歌も上手。
アッキーとのハモリもすごくよかった。

機械伯爵と歌姫・リューズ。
彼女がギターを弾き出した時、思わず♪なーにがほしいというーーうのーー私?それとも、愛?・・・という歌が頭に流れ出したけれど、(みんな、知らないよね~)もちろん、ちがいました
機械伯爵は、イケメンだなぁという印象。冷酷な感じだけど本当は機械の身体になった理由もちゃんとあったのね。

女海賊・クイーンエメラルダス・・・凰稀さん!!足長ーーーい!!スタイル抜群。
キャプテン・ハーロック・・・平方くん。おいしい役だな~~
この二人が並ぶと、もう言うことなしにカッコいい!!


お話し的には、ほぼ映画と一緒なのですが・・・う~~~~ん。
なんか、想像していた感じとはちょっと違って、全体的にこじんまりしちゃった印象は否めない。
まず、セットがイマイチ。もちろん限られた舞台の上でのことだから、アニメより壮大な感じはムリだとわかってるけど、もっと映像を上手く使うとか、照明でカバーするとか、できなかったのかなぁ。
あの「999」が舞台を横切って進んでいくのは、人形劇を見てるようで・・・
せめて、銀河鉄道「999」の存在感をもう少ししっかりと照明なり音響なりで表現してほしかったかな。
(汽笛を大音響で流す、とかでも充分だったと思うんだけど・・・
そして、機械伯爵を倒して、トチローの墓の前でハーロックにこれからの決意を放す鉄郎・・・あの名セリフ「今、万感の思いを込めて・・・」とハーロックが言いだした時、「へっ?」と思った。

・・・なんで?なんでここで言っちゃう?なんで?

映画は、機械伯爵を倒したあと、機械の身体をくれるという星へ行って、その星を破壊してしまおう、と決意した鉄郎の、その結末と、同時にメーテルの真の姿がわかって・・・というとこまで描かれて、やがて来るメーテルとの別れによって、鉄郎の成長と旅立ちと、そしてあのセリフに繋がるのに。
あれじゃ、メーテルは謎のままだよ。
時間の都合か、機械化母星の壮大なシーンは舞台じゃ無理と判断したのか、なんとも中途半端
ううう~不完全燃焼だぁ。


はぁぁ~。


千秋楽公演だったので、カーテンコールでは一言づつご挨拶が。
アッキーは座長として、すごくしっかりとご挨拶してました。成長したねぇ。


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