今回の大阪遠征は2泊3日。
その1泊目は、東京同様に外資系ラグジュアリーホテルに押され気味とはいっても、大阪のホテルとしては歴史と格式を誇る「リーガロイヤルホテル」。
大阪遠征を決めるとすぐにネットでホテルを物色した結果、ここに至りました。
シングルルーム朝食付きで8,000円のプランです。
結論から先に書きますと、こりゃ大正解でした。
部屋の広さは17㎡ですから、たいしたことはありませんけれど、採光がいいし(建物の端っこだったので、窓が2面ある)、デスクが広いし(ほぼ2m)、明るいデスクスタンドがあるし、インテリアのデザインがきわめてシンプルかつすっきりだし、湯沸かしのポット(IH式)が小さな薬罐くらいあるし、収納スペース(引き出し)がたくさんあるし、で、1週間くらいの出張で滞在するには絶好のホテルという感じがしました。
そして何よりもうれしかったのが、朝食。私は「なだ万」で和定食をいただきましたが、うまかった…。
とくにトロトロの塩鮭と、細切り昆布の和え物、そして意外にも普通の「味付けのり」に大満足。普通にホテルでお金を払って食べれば2,000円以上はするだろう(正規価格は3,000円でした)という内容です。
これで8,000円は絶対に安い!
ただ、安いプランは、レストランのランチサービスのように、「お試し」してもらって、優良顧客に変わってもらう効果が期待できる反面、雰囲気に合わない客層が増えて、古くからの馴染み客が離れていく危険もあるだろうと思います。
事実、さっき、朝食を食べに行ったとき、「なだ万」の入り口にジャージ&部屋備え付けのスリッパ姿の体育会系大学生っぽい集団がおりまして、その中の一人が、私の後ろを歩いていた知り合いらしい人に「おやじぃ、スリッパじゃだめだってよぉ」とな。
新規顧客開拓と馴染み客の繋ぎ止めの両立は大変そうです。
もちろん、このホテルにも難点(私にとっての、ですが)がいくつかあります。
まず、バスタブが欧米風で、めちゃ浅くて風呂に入った気がしないこと。日本のホテルでも浅めのバスタブは多いですが、ここのはホントに浅い。その分、長い。ほとんど仰向けにならないとお湯に体がつかりません。ただ、コックをひねるとすぐに熱湯が出てくるのは、さすがに日本です。
次に、ホテルの周りにコンビニがないこと(ちなみに、部屋の冷蔵庫は無料のミネラルウオーターが1本入っているだけ)。これは、想定顧客の生活習慣からして仕方のないことかもしれませんな。
そして、インターネット接続が別料金(1,050円/泊)であること。これが不思議です。日本のある程度以上のクラスのホテルで、今時別料金なんて珍しいです。
こんなところかな?
っつうことで、総合評価としては、「非常に満足」。
今日はC/Oした後、ホテルのシャトルバスで大阪駅まで行き、コインロッカーに荷物を入れ、そして、大山崎に行ってきます。雨が降らないとよいのだけれどねぇ。
つづき:09/03/08 さて、大山崎
2泊目のホテル:09/03/09 大阪2泊目はホテル阪神
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