カトケンの「パパ、I LOVE YOU!」を観てきました。
「超スピード・ハイテンション・コメディ」(チラシより)と謳うだけある、めちゃくちゃ楽しいドタバタ劇でした。中だるみなく突っ走るストーリー、翻訳劇とは思えないほどこなれたセリフ(翻訳は小田島雄志・恒志・・・こう書くと漫才コンビみたいですが、親子です
)、息のあったキャスト、どれも見事でした。
とりわけ印象に残ったのが、村田雄浩さん。TVドラマでは妙にハイテンションかつエキセントリックな役柄が多くて、ちょっと現実離れした俳優さんといったイメージだったのですが、この芝居では、ものの見事にはまっていました。決して浮き上がることなく、決して埋没することなく、存在感が際立っていました。Dr. ヒューバート・ボニー役は村田さん以外には想像しがたいほどの適役&好演って感じで、何度か場内から大爆笑と共に拍手が湧き上がっておりました。いやぁ~、見直しました…。
加藤健一事務所による「パパ、I LOVE YOU!」の公演は、15年ぶりだそうですが、こんなに間をおかずに再演を期待しています。
そうそう、舞台はロンドンにある「セント・アンドルーズ病院の医師談話室」。 セント・アンドルーズ(St. Andrews)と言えば、全英オープンゴルフの開催地として有名ですし、そもそもスコットランドの「国旗」が「St.Andrew's Cross」だそうで、「医師談話室」の室内2カ所に「St.Andrew's Cross」があしらわれていたほか、車椅子にも貼られていました。
その辺りも芸(?)が細かい
カトケンの次の公演は:09/09/23 キョンキョン、いいなぁ~
次の公演の感想など:09/11/28 屑たばこ集めて喫へれど・・・
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