新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「八月のラブソング」を観てきました(ネタバレあり)

2013-03-18 22:22:16 | 演芸・演劇

一昨日の記事「もうすぐ見納めの風景」のつづき(その2)で、

おっと、私が何故きょう下北沢に出かけたのかとか、

のお話です。

一昨日の下北沢出撃のメインテーマは、この記事のタイトルそのままでして、こちらの記事「決意表明していた加藤健一(カトケン)さんと戸田恵子さんの二人芝居「八月のラブソング」を観ることでした。

130318_1_01_2 開演前の場内を見渡すと、、、、観客の平均年齢が高いなぁ…
ほぼ満席の観客席、その2/3シニア層って感じ。
フライヤーに書かれていた、

2013年最初のカトケンワールドは、
世界的にヒットした名作ラブ・コメディに、戸田恵子と加藤健一が挑戦!
沢山の痛みや悲しみを乗り越えてきたあなたに贈る、
ちょっとビターな大人のラブ・ストーリー。
もう一度、恋してみませんか?

を読めば、やはりある程度の年輪を重ねた人向きの芝居かと思うでしょうねぇ。
そして、事実、芝居のテンポはかなり緩い…し、展開シブい
この日の私、平日よりも早いくらいの時刻に目覚めてしまったこともあってか、不覚にも途中で眠気を催してしまいました。
それでも、中盤以降はギンギンに観劇しておりましたですゾ

「八月のラブソング」を観ていて思ったのは、この芝居のヒロイン、リディア・ワシーリエヴナを演じるのは、歌って踊れる戸田恵子さんがピッタリだということ。

また、カトケンさんと戸田恵子さんの美声の応酬心地良いったらありませんでした

さらに目を惹いたのは、シンプルな舞台セット(写真はこちらから拝借

130318_1_02

このアバンギャルドな舞台セットは、「1968年」という設定に合っているかは別として(1930年代の雰囲気だと思う)、私の好みです

万人にお薦め という芝居ではありませんが、たまにはこんな「酸いも苦いもわきまえた“大人”」のためのラヴコメディも良いものだと思います。

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