新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

MOMASの次の企画展はロシア・アヴァンギャルド

2009-09-22 11:07:20 | 美術館・博物館・アート

加藤健一事務所からのDMと一緒に、埼玉県立近代美術館(MOMAS)からのDMも届いていました。10月10日(土)に始まる次の企画展「ロシアの夢 1917-1937」のご案内です。

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ロシア・アヴァンギャルドというのは、1910年代から1930年代にかけてロシア(とソ連)で燃え上がった芸術運動の総称です。実際のロシア革命に先行して古い伝統を打ち壊す過激(アヴァンギャルド)な芸術活動として始まって、ロシア革命を経て、スターリニズムによってその炎が消されたとか…。

私の蔵書に、「Film Posters of the Russian Avant-Garde」という大型美術本があります。ほぼB4サイズで約300ページ、そのほとんどがカラーという、かなり高価そうなイメージですが、7年前に私が古本屋で買ったときのお値段は1,800円(税抜)。

重すぎる(クッキング・スケールでは計測不能、ヘルスメーターに乗っけてみたところ、2kg弱の模様)のが災いしたのでしょうか?

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こんな本を持っていたりする割には、私、1920年代の美術って、日本のものも含めてあんまり好きじゃありません。奇をてらいすぎというか、怪奇趣味というか、退廃的というか…。それでも、怖いもの見たさで展覧会に行ったりもしますけれど…。

あ、今、MOMASで開催中の企画展「長澤英俊展 オーロラの向かう所」は明日までだ!

行ってこようかな?

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キョンキョン、いいなぁ~

2009-09-22 09:21:52 | 映画

090922_2_1 昨日、買い物から帰ってくると、郵便物がいくつか届いていまして(月曜日だったんですよね)、その中に、加藤健一カトケン)さんからの「手紙」がありました。

もちろん私信ではございませんで、次回公演「高き彼者(たかきかのもの)」のご案内DMです。

毎回、加藤健一事務所から送られてくる公演案内、「今回は遅いなぁ」と、心待ちにしていました。

といいますのも、既に先週金曜日にe+から先行予約の案内メールが届いていたのですよ。

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カトケンの前作「パパ、I LOVE YOU!」を観てきたとき(その時の記事はこちら)に配布された次回の公演予告チラシで、カトケンキョンキョンと共演することを知っていましたので、「高き彼者」を絶対に観たいと思っていたのでした。

私がカトケンの芝居を観に行くときは、ほとんどの場合、直前にチケットを取るものですから、いつも左右の端っこか後の席ばかりです(本多劇場は後の席からも見やすいのですが…)。そこで、「高き彼者」は初めてチケットを「加藤健一事務所」から直接買ってみようか、と考えていたのです。

ところが、ここで疑問 加藤健一事務所での発売(電話申し込み or 窓口販売)は一般発売と同じ10月4日(日)で、e+のプレオーダー(サービス利用料:250円)は既に販売開始済みです。どちらの方が「良い席」を確保できる可能性が高いのでしょうか? 悩むところです。
でも、なんとなくe+を利用してしまいそうな気が…。

   

先日、WOWOWでキョンキョン主演の「グーグーだって猫である」を観ました。

グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD] グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD]
価格:¥ 4,935(税込)
発売日:2009-02-06

映画自体、淡々かつ まったりした雰囲気とファンタジー的な部分がわたし的には心地良かったのですが、何よりもキョンキョンが良かったぁ~。セリフがほとんど無い中で、分別ある、ちょっと疲れた、それでいてキュートな40歳過ぎの「大人の女」っぷりが見事でした。

いい年増(としま)になったなぁ~」と、しみじみ感服いたしました。

と、そんな私のしみじみを打ち破るものに遭遇しました。電車の中で見かけた明治ミルクチョコレートのポスターが、これまたハヤァ~なんです。

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なんですか、このキョンキョンのポーズいかにもアイドル」なポーズが何と似合うことでしょうか。

こうなったら(?)、2月20日の記事「キョンキョン」「MISIA」「仙台」の「三題噺」で書いたキョンキョンとMISIAのコラボを勝手に復活させてしまいましょうか

いつまでも いつぅまでも なんてったってア~イド~ル

失礼しましたぁ


「高き彼物」チケット獲得作戦の結果:09/10/07 キョンキョン、恐るべし…

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獅子身中の"亀"?

2009-09-22 00:01:56 | ニュース

キャスティング・ボート」という言葉があります。ときおり「キャスティング・ボー」と間違う人がいますが、英語表記では「casting vote」ですので、「キャスティング・ボー」が正解です。

本来の意味は、「議会で賛否同数になった場合に議長が投じる(casting)最後の一票(vote)」ですが、もっぱら互いに過半数の議席を持っていない第一党と第二党の意思が異なった場合、第三党以下の党がどちらの肩を持つかで議決が決まる、そんな決定権のことをキャスティング・ボートと呼んでいます。

先月末の総選挙前、衆議院では圧倒的多数でありながらも参議院では過半数の議席を持っていなかった自民党は、参議院の議決を覆すことができる衆議院の議席の2/3を獲得するため、公明党と連立を組みました。

その結果どうなったか。自民党の総理総裁の人徳の多寡によるところもあったと思いますが、「理念無き政権運営」に終始した、と私は思っています。

一時期、街角のあちこちで見られた公明党のポスター、「それ、総理にかけあってみます」というキャッチコピーがデカデカと書かれたポスターには、かなり怒りを覚えました

支持率がたかだか2%、衆議院での議席数が6%に過ぎない公明党が、その意思を国政に反映させていく…。議会制民主主義の下ではどうしようもないことと理解しつつも、私の心の奥底では「おかしい。変だ。」という声が響いていました。

   

民主党は、先日の総選挙での圧勝で、ついに政権を手に入れました。

ところが、衆議院で定数480議席に対して308議席と過半数を遙かに超える多数を確保したものの「定数の2/3以上」には12議席足りませんし、参議院では定数242議席に対して110議席と過半数にも12議席足りません(衆参両院とも12議席足りないのは偶然でしょう)。ですから、「何が何でも」思い通りの法案・予算を成立させるためには、どうしても少数議席を持っている他党を引き入れる必要があります。

そこまでは理解できます。ですが、連立与党として組む相手が、社民党国民新党だというのには、かなりのけぞりました。ましてや、社民党と国民新党を内閣に加えるとは…

案の上、金融・郵政担当大臣に就任した亀井静香国民新党代表は、常識外れの政策を打ち出すは、反論した民主党議員(っつうより大臣)に噛みつくはで、大暴れです。

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ありゃ。亀井大臣の写真を載っけるつもりが、ちょっと違う(けど、だいぶ似てる)写真も載っけてしまったような…

冗談はさておき、このままだと亀井大臣の言動で、閣内不一致との批判や世論の離反は必至だと思います。私としては、亀井大臣には早々にご退出いただきたい気分。

とりあえず、来年の参院選まではこのまま行くとしても、参院選の結果、参議院でも単独過半数を獲得できたら社民党・国民新党との連立は破棄するべきだし、仮に他党と連立を組むならば、みんなの党(名前はおちゃらけ系ですが、主張もメンバーもかなりまともだと思います)と連立を組むべきだと思います。

将来ある日本のためには、亀井大臣が民主党の「獅子身中の」になりませんように、と願っています。

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