新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「MISIA星空のライヴ」東京公演の落ち穂拾い

2021-12-14 19:57:24 | MISIA

「今年の『MISIA星空のライヴ』はおひらき」のつづきのようなものです。

12月12日(日)の 1st Showは、最初の緊急事態宣言発出(2020年4月7日)以降のMISIAのライヴとして100公演目でした。
100公演の記録右の縦長の表は、翌13日のスポーツ報知に載ったもので、見事に整理してくれています
さて、この「100公演目」を見届けた私のTweetはこんなものでした。

12月12日のライヴ終了後の私のTweet

この日のMISIAはとにかく饒舌でした。あんなに喋り続けることは、このツアーでは、少なくとも私が参加したライヴでは、これまでありませんでした。

その内容は、新型コロナウイルス感染症のため、「星空のライヴ」2度にわたって延期されることになったこと、自分も含めて、音楽活動がほとんど止まってしまったこと、それでも、なんとか対策を講じてライヴ活動を再開したことなどなど…。

途中からMISIA涙声に変わっていました。
おそらく去年初めからこの日までの2年弱に起こったことが、次から次へと頭をよぎっていたのでしょう。
落馬による骨折で、関西でのライヴが中止となり、紅白歌合戦への出演も危ぶむ声が出たりもしましたっけ…

落馬負傷は「事故」でしたが、MISIAは他のミュージシャンたちに比べて早い時期からライヴ活動を再開したこともあって、かつてなかったほど、個人的な批判を浴びたと思います。
去年12月に「MUSIC STATION ウルトラスーパーLIVE」ブルーノート東京からの中継で出演したときは、客が飲食しているとか、ステージ上のバンド/コーラスが密だとかといったTweetが少なからずありました。
とくに、フジロックへの出演は、他の出演者も同様でしょうけれど、知名度の高いMISIAにはとりわけ風当たりが強かったでしょう。また、フジロック「君が代」を歌ったことに対しては、賛否が入り乱れていたように思えました。

あ" 東京オリンピック開会式での「国歌独唱」に対しても、「普通に歌え」とか「『さざれ』と『石の』の間にブレスを入れるな」とか、何様的なTweetがありましたな
どこかの隣国では、「MISIAが」ではなく、開会式で「君が代」が歌われたこと自体に不満・非難が渦巻いたとか…。これは非常識過ぎる反応ですので、無視してよろしいでしょ。こちらのサイト胸くそ悪い現地の様子が書かれています。読むことはお薦めしません

MISIAは聴衆に、「みんな、頑張ってきたよねぇ。ほんと、我慢したよねぇ」優しく語りかけていましたが、聴衆だって、同じことばでMISIAをいたわりたいと思ったことでしょう。

この日、MISIAから、

MISIAのおことば

というおことばを賜りました。
いかにもMISIAらしいおことばです。

MISIA音楽の力を信じているし、私も「MISIAの音楽の力」、言い換えると「ビタミンMの効能」を信じています

   

私は12月11-12日の両日とも、1st Showのみの参加でした。
いっとき、今年のファイナルとなる12日の2nd Showも、当日券が買えれば参加しようかな? とも考えていました。
ところが、11日のライヴから帰宅すると、ライヴの余韻がかつてないほど強烈で、そして、それに浸りたくて余計な「音」遮断
結局、その夜は一度もTVのスイッチを入れることなく、ラジオもCDも聴くことなく就寝

そして翌12日、目覚めると、2nd Showへの参加の意欲ちょっとだけしぼんでいました
余韻が延々と続く中で、それに上書きしてよいものだろうか? という疑念が涌いてきたのです。
結局、1st Showだけで帰宅することになったのですが、決め手となったのは、「余韻の上書き問題」ではなく、お尻の痛みでした

「お尻の痛み」といっても「ぢ」ではありません。
12日の私の座席「コニーちゃん」(バルコニー1) で、周りの皆さん同調して、ライヴ中、ずっと座ったままだったものだから、お尻が痛いったらもう…

12月12日の眺め

2nd Showの当日券を買えたとしても、おそらく「コニーちゃん」だろうし、また座ったままだとしたら耐えがたい
ということで、「お尻の痛み」にかこつけ、結局、「1day 1show」を貫くことになりました。

でも、私の「来年の初MISIA」1月16日京都公演で、この日は 1st & 2ndに参加します。
実はこの京都での「1day 2shows」は、私が意図したものではありません。
もともと、京都 2daysの両方参加するべくチケット2日に分けて獲得したのですが、中止⇒振替の妙(?)、心ならずも「1day 2shows」となってしまった次第。

1月16日は、2公演とも「一ケタ列目ですから、「お尻の痛みフリー」のはず。「余韻の重複」だけが懸念材料です。

「ブラス隊は一糸ほとんど乱れず踊りまくっていた」に触れることはできませんでしたが、きょうはここまで

村田千紘さんのTweet

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-12-14 22:31:44
流れを上手くまとめていますね。五輪はネットじゃ反対世論が半数以上でした。政治的な左と右も反対運動で更に、そういうネット世論が構築されたと思います。
普段から左は反君が代ですからね。
五輪反対世論に拍車がかかり叩く対象がMISIAになってたと思います。
実際、普段から左思考を応援する、どこぞやの准教授とか、よく解らないアカウントのそういう人らが批判的なツイートを急にしてましたからね。
一転、自称左と戦う右議員がMISIA支持ツイートを急にしたりと。
アレンジするなとか色々ツイッターではありましたが私は、あの程度はべつにいいと思いましたが。
アレンジはエバの初代の曲作った人と知り、ゲームとアニメがテーマの開会式という事らしいんで、あーなるほどなーなんて思いましたが。
五輪反対世論を抑えるのに失敗したコロナ対策、○通のあまりにも酷い丸投げとか。
好意的に開会式を観た人も少なかったかもしれません。
そういう不満も君が代にいったのかな~なんて思いました。
元々がっつり左な人はMISIA嫌いな人は多いかもしれません。
天皇陛下の誕生日?祝う会にお呼ばれしたとかで。
フジロックではアジカンらが反政府を歌い、MISIAが国歌を歌う。
私は、いいぞーMISIAなんて笑っちゃいましたが。
めちゃあれには驚きました。
本人にしたら開会式で歌ったんで、その流れで歌っただけでしょうが。
右な人にはネットで前から富士ロックは左のたまり場、なんて言われてましたからね。
過去に忌野清志郎氏が君が代歌ったのは批判しないでMISIAが歌うのは駄目なのか?なんてつっこまれてましたけど。
あれはアレンジしてロックだからいいんだ~なんて言い訳してましたが。
ほんまあほです。
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コメントをありがとうございます (徒然煙草)
2021-12-16 19:50:50
LBGTQへの支持をすれば「右」から叩かれ、「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」祝賀コンサートで歌えば「左」から叩かれ、東京オリンピック開会式で「君が代」を歌えば隣国から叩かれ、フジロックに出演するといえば「右」からも「左」からも叩かれ、フジロックで「君が代」を歌えば「左」から叩かれ、ブルーインパルスをバックに歌えば「左」から叩かれ…。
MISIAは「右か左か」ではなく、東日本大震災やコロナ禍で困っている人・悲しんでいる人を支援するすべての人への感謝と激励を送りたいだけだろうにと思うのですがねぇ。
「右か左か」だけで音楽を語るな!と怒鳴りたい気分です。
私の持論は、「音楽は右脳で楽しむもの。左脳でこねくりまわすものじゃない」です。
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