新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

浦和と日比谷でクイーンとMISIAをハシゴ (前編)

2018-12-28 23:25:09 | MISIA/映画

世の中一般には「仕事納め」きょうから年末年始休暇に突入した私、朝食も摂らずに外出してクイーンMISIAハシゴしてきました。

もうちょっと丁寧に書くと、まず、浦和駅前の映画館「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、次に、買い物やら何やらで時間調整したあと、東京ミッドタウン日比谷できょうから始まったNHKによる「スーパーハイビジョンパブリックビューイング」8Kコンテンツ「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」(先にNHK 地上波で放送された「MISIA SOUL JAZZ SESSION ~One Mic, One Band~」フルバージョン)を観てきたという次第。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の方はきょう金曜日会員デーということで1,000円で観られたし「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」の方は無料 でして、ホントに良いの? と、申し訳なく思えるほどどちらも楽しんできました

   

まず映画「ボヘミアン・ラプソディ」

私、正直申し上げて、クイーンとの相性はあまり良くありません

いや、相性が良くないというよりも、クイーンの曲が気に入った とアルバムを聴いてみると、その気に入った曲以外の曲がどうも私の好みに合わない… といったことが2度・3ありまして…
もう数十年前の話ですけど…。

そんな「刷り込み」みたいのがあって、この「ボヘミアン・ラプソディ」が公開された当初はちょいと冷めた気分でした。

メインビジュアルになっているフレディのシルエット(右に載せたヤツ)もイマイチですし…

それでも、今年最大のヒットになってしまっている状況や上々の評判を聞くにつけて、観ておいても損はないだろ… と出かけたのが真相です。

で、観てみると、、、イイ

フレディ・マーキュリーという不世出シンガー/ミュージシャン/パフォーマーの、その華やかな音楽活動の背景にあったマイノリティ(アジア系移民、非キリスト教徒、性的少数者)が、なんとも心に痛い

作品中に出てきたことば、「お金で幸せにはなれないが、他人を幸せにすることはできる」が心に寂しく響きました。

そんな辛いものを背負いながらも、創り出した音楽は確実に他人を幸せにしていることが胸を打ちます。
中盤の「We Will Rock You」ライヴパフォーマンスとか、ラストの「LIVE AID」は、この映画につきものになっている感のある「胸アツ以外の何ものでもありませんでした (「LIVE AID」「AID」「AIDS」とが重なって見えるんだなぁ…)

金閣寺の拝観券ところで、この映画にはフレディ日本との関わりがチラチラと描かれていました。

フレディ部屋着は、どうみても、呉服店ではなく浅草辺りのの土産物店で売られているような「キモノ」だし、ミュンヘンのフレディ宅の玄関口に貼られていたのは金閣寺お札(拝観券)だし…

クイーン日本のファン熱狂的愛していたことの裏返しなのか、フレディだけでなくクイーンのメンバー親日家だったことはよく知られている話で、日本公演とか空港での大歓迎の様子が映画の中に登場しなかったことは残念ですが、そうした映像を作ろうとしたらホント大変でしょうから、これくらいのさりげない描写に留めておくのが上品なのかもしれませんな。

そうそう、キャストがモデルとなった本人たちに似ているのがビックリでした。

とりわけ、ブライアン・メイ(リンク先は貴重NHKによるブライアンへのインタビュー記事)グウィリム・リー似すぎていて、ブライアン本人が演じているのではないかと思ったほど

もっとも、この話はさておいても、観て良かった映画でした。
改めてクイーンのアルバムを聴いたら、『気に入った曲以外の曲がどうも私の好みに合わない… といったことが2度・3度ありまして』は何だったんだろ?」と思うかもしれませんな

おっと、きょう後半MISIAのことを書く余裕がなくなってしまった

ということで、このつづきはあす朝から書き始めます。

コメント
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