「いつも赤信号な交差点 2016年2Q (前編)」のつづきです。
以前も書いたと思いますが、私は帰宅ドライブの最中、赤信号で停められた交差点をメモるだけでなく、R246区間(東名入口交差点上空~瀬田)、環八区間(瀬田~観蔵院入口)、笹目通り区間(観蔵院入口~笹目橋)の所要時間もメモっています(気温の変化をメモったこともありましたっけ・・・ 記事はこちら)。
過去3年半、n=640のまとめた結果がこちらです。
区間 | R246 | 環八 | 笹目通り | |
距離 | 20.0km | 13.4km | 8.0km | |
AVE | 28分19秒 42.4km/h |
25分44秒 31.3km/h |
14分16秒 33.6km/h |
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MAX | 45分35秒 26.3km/h |
50分05秒 16.1km/h |
27分50秒 17.2km/h |
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MIN | 18分50秒 63.7km/h |
18分50秒 42.7km/h |
11分10秒 43.0km/h |
3年半の間、メモり続けた結果がこの表だけじゃつまらないわけでして、そこで、各区間の所要時間の分布をグラフにしてみました。
すると、R246区間と笹目通り区間は、数学の統計の授業で勉強した正規分布っぽいキレイなグラフになりました。
ところが、杉並区間(高井戸陸橋~川南あたり)でしょっちゅう地獄の渋滞が発生している環八区間はといいますと、、、、
いびつです。
平均値は上記のとおり25分44秒ですが、メジアン(中央値)は23分20秒で、渋滞していると40~50分かかるのもザラで、環八区間の場合、平均値はあまり意味をもちません。
しかも、環八の渋滞が酷い場合は首都高に迂回することもありますから、律儀に環八だけを使っていたら、上のグラフはもっとロングテールになっていたはずです。
もっとも、環八が激しく混んでいるときは、首都高も混んでいるケースが多いのではありますが…。
帰り道の信号待ちの間、やることがなくて始めたこの「メモ」、傍から見たら、バカなことをやってるとお思いかもしれませんが、赤信号の連携パターンとか、渋滞の傾向とかが頭の中に貯まって、安全運転と省エネ運転に役立っていると自負しております。
今後は、季節的な変動とか、時刻の影響とかも引っ張り出せないかと考えています。
でも、時間と統計的なノウハウが不足してるんだよな…
ということで、「いつも赤信号な交差点 2016年2Q」は完結でございます。