約1か月ぶりに東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。
今、トーハクの表慶館はこんな装いをしています。
「みどりのライオン」とも相まって、某百貨店のイメージですが、特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」が開催中でございます。
宝飾品はもとよりブランド品
に対する関心が極めて低い
私ではありますが、「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」を見物
してきました。
宗旨替えして宝飾品
やブランド品
に興味を持ちだしたわけではありませんで、私の「東京国立博物館パスポート」の有効期限が、
と来週に迫っているだけでなく、もう一つだけ特別展に行けるのに、このまま有効期限切れを迎えるのはもったいない・・・
という、かなり「なんというか・・・」な理由でした。
で、「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」、なんともゴージャスっつうか、やはり私には不似合いな展覧会でした。
そりゃ、表慶館のドームの内側にプロジェクトマッピングしたり、いったいいくら金
がかかっているんだ
と思うほど立派
な展示ケースに度肝を抜かれました。
でも、これでもか とばかりに散りばめられたダイヤモンド
はガラス玉との見分けがつかないし、本物の金
も金貼りや金メッキとの見分け
ができなくて、、、、そもそも私の生活とはかけ離れすぎていて
、ふ~ん・・・
と思うのが関の山。
ただ、サファイアの青には、ちょっとだけ心を動かされたかもしれません
実はきょうのお目当ては「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」よりもこちらでした
先週半ば、平成館1階の「考古展示室」がリニューアルオープンしたのですよ。
私にとっては、宝飾品よりこちらがお好み
です
まずは、「考古展示室」入口
フライヤーでトーハクくんが「トーハクのプリンスだほー」とおっしゃっている国宝「埴輪 挂甲の武人」がお出迎えしてくれました。
は、ホント、365度 どこから観ても見事
この作品はガラスケースに入っているのですが、
展示ケースに低反射フィルムを貼ったり、低反射ガラスを使用したり。また、LED照明や有機EL照明器具を導入し、細部まで一層見やすくなりました。
との触れ込みどおり、とても見やすくなりました
加えて、「体験コーナー」的な企画が加わって、お楽しみも増えました。
例えば、おなじみの遮光器土偶、
レプリカに触ることができて、重さを実感することができます(想像に比べて軽かった)。
この他にも大判・小判(もちろんレプリカ)を手にとったり、
こんな新企画だけでなく、お久しぶりにお気に入りの埴輪に再会できて、私はにっこにこ
いいなぁ~
リニューアル前は、いつも閑散としていた考古学展示室ですが、さすがにきょうは結構賑わっていました。
特別展で平成館にお出かけのときにでも、是非、考古展示室にも足をお運びくださいまし。
けっしてムダになりませんぞ