新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

私の場合はJewelryよりも「はにわ」

2015-10-17 23:03:08 | 美術館・博物館・アート

1か月ぶりに東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。

今、トーハク表慶館はこんな装いをしています。

東博・表慶館

「みどりのライオン」とも相まって、某百貨店のイメージですが、特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」開催中でございます。

宝飾品はもとよりブランド品に対する関心が極めて低い私ではありますが、「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」を見物してきました。

宗旨替えして宝飾品ブランド品に興味を持ちだしたわけではありませんで、私の「東京国立博物館パスポート」有効期限が、

来週に迫っているだけでなく、もう一つだけ特別展に行けるのに、このまま有効期限切れを迎えるのはもったいない・・・という、かなり「なんというか・・・」な理由でした。

で、「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」、なんともゴージャスっつうか、やはり私には不似合いな展覧会でした。

そりゃ、表慶館のドームの内側にプロジェクトマッピングしたり、いったいいくらがかかっているんだ と思うほど立派展示ケースに度肝を抜かれました。
でも、これでもか とばかりに散りばめられたダイヤモンドガラス玉との見分けがつかないし、本物の金貼り金メッキとの見分けができなくて、、、、そもそも私の生活とはかけ離れすぎていてふ~ん・・・と思うのが関の山。

ただ、サファイアには、ちょっとだけ心を動かされたかもしれません

  

実はきょうのお目当て「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」よりもこちらでした

先週半ば、平成館1階の「考古展示室」リニューアルオープンしたのですよ。

私にとっては、宝飾品よりこちらがお好みです

まずは、「考古展示室」入口

フライヤートーハクくん「トーハクのプリンスだほー」とおっしゃっている国宝「埴輪 挂甲の武人」がお出迎えしてくれました。

は、ホント、365度 どこから観ても見事

この作品はガラスケースに入っているのですが、

展示ケースに低反射フィルムを貼ったり、低反射ガラスを使用したり。また、LED照明や有機EL照明器具を導入し、細部まで一層見やすくなりました。

との触れ込みどおり、とても見やすくなりました

加えて、「体験コーナー」的な企画が加わって、お楽しみも増えました。

例えば、おなじみの遮光器土偶

レプリカに触ることができて、重さを実感することができます(想像に比べて軽かった)。

この他にも大判・小判(もちろんレプリカ)を手にとったり、

 

こんな新企画だけでなく、お久しぶりにお気に入り埴輪に再会できて、私はにっこにこ

いいなぁ~

リニューアル前は、いつも閑散としていた考古学展示室ですが、さすがにきょうは結構賑わっていました

特別展平成館にお出かけのときにでも、是非、考古展示室にも足をお運びくださいまし。

けっしてムダになりませんぞ

コメント
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