新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

中国ではいろんなものが"爆発"するらしい

2012-10-20 09:25:36 | ニュース

昨夜っつうか今日の深夜、地下鉄・丸ノ内線の車内で、乗客が持っていたコーヒー飲料のアルミ缶が爆発する事故があり、けが人が出たようです(朝日新聞の記事はこちら)。
この事故は、


メトロによると、缶には「強力洗剤」と書かれていた。東京消防庁によると、女性は、コーヒーのキャップ付きアルミ缶に強アルカリ性の業務用洗剤を入れていたという。


というもので、洗剤が缶の残留物と化学反応を起こしたのが原因のようです。
こういう爆発は、めったにあることではありませんが、事故が起こっても「そうか…と思う程度かと…。


それに引き換えて、お隣の中国では信じがたいものが爆発したりとか、日本ではめったに起こらない爆発が頻繁に起こっているようです。
そんな「爆発ニュース」を愛読するサイト「サーチナ」から拾ってみました。


   


まず、こんな怖い爆発から。


椅子が爆発

座高調整のための空気入りのシリンダー爆発したもので、「椅子に使っていたばねや釘、プラスチックの破片が肛門付近から体内にめりこみ、直腸や子宮を貫通したものも多かった」そうですから、かなり怖い
しかも、「中国では同様の『椅子の爆発』がこれまでにも発生しており、座っていた人が死亡したこともある」だとか…


テレビが爆発

「問題を起こしたのは25インチ型の古いテレビ。住人によると、テレビをつけて見ていたところ、画面が1本の線になり、直後に煙と炎が噴き出してブラウン管が爆発した」とのこと。
ブラウン管型のテレビの上に乗せた花瓶から水がこぼれてテレビの内部に入り、ショートして発火・爆発なんて話は聞かないでもありませんが、驚きは、サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が行ったアンケート調査の結果です。
「あなたはテレビが爆発する事故に遭遇したことがありますか」という問に対して、「ある」が25.15%
中国ではテレビの爆発は珍しいことではないようです


偽・省エネ電球が爆発

「10ワットの電力で80ワットの白熱電球と同じ明るさ。1800時間の使用が可能」という触れ込みで売られていた電球を買ってきて使ったところ、2時間後に爆発。しかもその「省エネ電球」はただの白熱電球だったという、「いかにもなできごと。


肥だめが爆発

「12歳の男児が父親に爆竹を買ってもらい遊んでいたところ、マンション敷地内の地下にある屎尿だめから出たメタンガスに引火して爆発した」というもので、この男児が負傷した他、爆発で吹き飛んだコンクリート製の蓋が近くに駐車していたクルマを傷つけたそうで、そのクルマの所有者が起こした損害賠償請求訴訟の後日談がまた「いかにも中国っぽくて「考えさせられます」


熱気球が爆発

この事故は、コントロールを失った熱気球が一旦不時着した際、衝撃でガスボンベが破損、漏れたガスに引火して爆発したもののようです。
熱気球が爆発したこと以上に問題なのは、続報にある、「中国人乗務員2人と男性乗客1人は着地の際に飛び降りた。重量が軽減したため気球は再び浮上し、上空に達してから墜落した。ゴンドラに取り残された女性1人を含む乗客4人が死亡した」こと。乗務員が客を放って我先に逃げるとは…


   


ここから先は、ちょっと信じがたい爆発ネタです。


ローソクが爆発

誕生ケーキに立てて点灯したローソクが爆発して、溶けたロウのしずくが顔にかかるなどで、5歳の男児がやけどしたというニュースなんですが、なぜにローソクが爆発する?

記事には、

購入者は販売店に治療費の支払いを求めたが、販売店側は、説明書にあった「点灯後、2分以内に吹き消してください」との注意を守らなかったために発生した「意外な事故」であり、「わが方に責任はない」として拒絶した。

とあるのですが、「点灯後、2分以内」に吹き消さないと爆発って、あんた…
もしかして、普通のローソクではなく(爆発するのだから「普通のローソク」であるはずもないのですが)くコチラの記事にある「ローソクと音楽をかなでる電子機器などを組み合わせた智能生日ローソクだったのかな?


やかんが爆発

「来客があったので茶を入れよう思い、やかんに水を入れ、電源コードを差し込んだ。数歩離れたところで後ろから『バン!』」という大きな音がしたので驚いて振り向くと、やかんが爆発して周囲に水が飛び散っていた」と、よく事情が飲み込めませんが、「やかんは側面に穴をあけ、内部に電熱線が入ったパイプを通すタイプ。中国ではよく見かける製品」だそうな。
その後のユーザーと「製造元」のやりとりや、その「落ち」がまた「いかにも


豆板醤が爆発

スーパーで女性買い物客が棚にあったプラスチック製瓶入りの豆板醤を手に取ったとたん、爆発。女性客にけがはなかったものの、豆板醤を頭からかぶり、目に入るなどで騒ぎになったとか。「気温の関係もあり容器内で発酵が進み、気体が発生して内部圧力が高まった」ことが原因のようですが、発酵が進むモノをプラスチック製の瓶に入れて売ることが問題だと思うのですがねぇ


ザクロが爆発

果樹園がザクロに成長促進剤を施したところ、収穫期を控えたザクロが次々と爆発して地面に落下。損害は約10tにも及んだそうな。
使用された成長促進剤について、専門家は「これまで試験実績がない商品。まだ断言すべきではないが、成長促進剤が原因になった可能性も否定できない」とコメントしているのだそうで、そんな海のものとも山のものとも知れない薬剤を食べ物に使ってしまうところが「いかにも


成長促進剤絡みでは、こちらを避けて通れません


スイカが爆発

成長促進剤を使ったところ、畑でスイカが次々と爆発したという記事はサーチナで何本も見つけることができますが(こちらこちら)、こちらの記事は酷い

遼寧省の趙さんが、露天商が売っているスイカを買うつもりになり、「しっかり熟れているかな」と、スイカを指先で叩いたとたんにスイカは中味を飛び散らせて爆発。露天商は謝ったのだろうと思いきや、趙さんは「バラバラになったスイカを買わされて、持ちかえることになった」とな

この記事に載っている関係者のコメントがまた、、、

スイカ農家は「熟れすぎれば、スイカは『爆発』するもんだ」だし、スイカの販売業者は「爆発するぐらいのスイカが、甘くておいしい」
たまりませんなぁ…


こんな調子だから、消費者もこんな反応をしてしまうという記事。


トマトが爆発

“爆発”といっても、トマトに大きな亀裂が走って割れて中身があふれ出した程度という。

まさしく疑心暗鬼ってヤツ。


いろいろなものが爆発している中国ですが、中国政府が一番恐れているのは「人民が爆発」であることは衆目の一致するところであるようです

コメント
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