今の家に住み始めて十数年経ちました。
引っ越してきて思ったのは、ずいぶんと電球(白熱灯)が使われているということ。そしてしばらく経って実感したのは、電球というものは寿命が短い
ということでした。
ダイニングの蛍光灯は球切れが1回あって、また、リビングの蛍光灯は薄暗くなって1回交換しましたが、その他の蛍光灯はまだまだぴんぴんしています。ところが、玄関、廊下(3個)、洗面所(3個)、トイレ
、風呂場
の電球(レフ球)はそれぞれ3~4回は球切れになった気がします。
風呂に入っている最中にを起こされたらやっかいなので、風呂場だけは電球型蛍光灯に変えましたが、その他の場所は、スイッチを入れてからぼんやり明るくなられても不便なので、スペアflairを2~3個常備して、相変わらず電球(白熱灯)
を使っています。
で、最近話題のLED電球、以前から気にはしていましたが、電力不足のこのご時世、導入を本格的に検討することにしました。
これまで、気にしつつも一歩踏み出すことができなかったのは、価格もさることながら、LED電球のパッケージに書かれているこの図のせいです。
「断熱材施工のダウンライト」では使えないというのです。
うちのダウンライトが断熱材加工なのかそうでないのか判りませんが、試しに買うような値段ではありませんから、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
でも、じっくり考えてみれば、私の家(部屋)は6階建ての鉄筋コンクリートの建物の2階ですから、最上階ならともかくも、こんな中層階の天井に断熱材を入れたりするものでしょうか?
また、断熱材施工のダウンライトに使ったとしても、寿命が短くなる程度の話で、発火するようなことにはならないようですので、この問題はクリアしたことにしました
次の問題はこちらです。
「光の広がり方」の方は、今も配光角度が狭いタイプのレフ球を使っていますから、まったく問題ないとして、やっかいそうなのはLED電球の形
ネットで体験談を探すと、「電球がソケットに届かなかった」とか「延長アダプタをソケットと電球の間に入れた
」なんて話が出てきます。
そこで、LED電球を買ってくる前に、我が家のダウンライトはどのような形状になっているのか、調べることにしました。これまで何度も電球を交換していますが、意識してダウンライトの構造を見たことなんてありませんでしたから…。
脚立に登って、電球を外してみると、
ソケットは、ダウンライトのケースの上端から更に上についています。 サイズや位置関係を計測してみますと、おおよそこんな感じです。
電球の電極部分から5cmの地点は、直径約4cmのスペースしかありません。つまり、ソケット部分とほとんど同じ太さでなければなりません。 それでは、普段はどのようになっているかを模式図にしてみましょう。
このダウンライトは、レフ球の使用を前提にした器具ですので、まさしくジャストフィット
でも、これでは、普通の電球でも入らないのではなかろうか?
一方、LED電球の形はというと、
レフ球に比べてふっくらしている普通の白熱灯より、更にメタボ体型です…
こりゃ、どう考えても、うちのダウンライトにはLED電球は装着不可能ですな。
どうしても「LED電球化」するならば、ダウンライトを丸ごと交換しなければならないっつうことなのでしょう。
延長アダプタを使う手もありますけれど、今度は電球が天井からかなり出っぱって、見た目が悪そうです
やはり、このままレフ球を使い続けることにして、仮にレフ球も生産中止なんてことになったら、ダウンライトの交換を考えることにします…。
それまでは、必要最小限の時間だけ点灯して節電に貢献します(頻繁なスイッチのオン/オフって、電球の寿命を縮めそうでもある…
)
つづき:2014/01/11 我が家のLED電球化を再開