前回までは利益について書きましたので今回は貸借対照表に触れてみたいと思います。
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう=バランスシート=BS)
これは大きくわけて4つに区分けされます。
貸借対照表
流動資産 負債
500 1200
固定資産 資本
1000 300
流動資産=現金や在庫品など
固定資産=機械、建物、土地、建物
負債=借りているお金(社債など)
資本=資本金や剰余金など
たった4つ(負債にも短期と長期があり分けた場合は5つ)
でもこれだけでも財務分析ができます。財務分析って難しそうに聞こえますが基本は損益計算書、貸借対照表。2つの組み合わせがメインです。聞きなれない財務用語は虚像なんです。慣れの世界です。人間なれが肝心です。
上記表でも大事な分析ができます。
例えば前回ROE(アールオーイー)の計算をしたときに財務レバレッジという項目がありました。
ROE=当期純利益÷売上高*売上高÷総資産*総資産÷資本
=売上高利益率*回転率*財務レバレッジ
財務レバレッジが貸借対照表で計算できます。要は総資産のうち自己資本の割合です。
上記例では総資本は負債1200+資本300=1500(総資産)
この1500を資本300で割ります。1500÷300=5倍です。
自己資本は総資産の1/5です。負債という項目は簡単に言えば借入金です(他人資本ともいいます。資本=自己資本)
負債と資本のバランスが大事です。それは借りていたところから突然お金を貸してもらえなくなったり、金利が急上昇してしまった場合、たくさんお金を借りていると利子の支払いが突然増えたりして経営のバランスが不安定になりかねません。
最近よく新聞やTVでDEレシオ(デットエクイティレシオ)という言葉を聴いたことありませんか?これは (負債―現金)÷資本 =DEレシオ
これが多すぎても小さすぎてもよくありません。業界や企業収益のバランスから判断されます。またこのレシオが高いと格付けが悪くなります。
他人からの借入と自己資本のバランスが大事です。似たようなレシオに株主資本比率が
ありますこれは 資本÷総資産=株主資本比率 負債比率=負債÷資本 などがあります。
企業が窮地に立たされたときあまり借入がおおいと企業収益が悪化し最悪倒産ということになりかねません。これらの分析を安全性の分析といって株式投資する上でたいせつなツールにひとつになります。短期売買ではあまり問題になりませんが、長期投資をする上では企業の安全性がひとつのポイントとなるからです。
上記BSで負債比率、株主資本比率、負債比率を計算してみてください。
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう=バランスシート=BS)
これは大きくわけて4つに区分けされます。
貸借対照表
流動資産 負債
500 1200
固定資産 資本
1000 300
流動資産=現金や在庫品など
固定資産=機械、建物、土地、建物
負債=借りているお金(社債など)
資本=資本金や剰余金など
たった4つ(負債にも短期と長期があり分けた場合は5つ)
でもこれだけでも財務分析ができます。財務分析って難しそうに聞こえますが基本は損益計算書、貸借対照表。2つの組み合わせがメインです。聞きなれない財務用語は虚像なんです。慣れの世界です。人間なれが肝心です。
上記表でも大事な分析ができます。
例えば前回ROE(アールオーイー)の計算をしたときに財務レバレッジという項目がありました。
ROE=当期純利益÷売上高*売上高÷総資産*総資産÷資本
=売上高利益率*回転率*財務レバレッジ
財務レバレッジが貸借対照表で計算できます。要は総資産のうち自己資本の割合です。
上記例では総資本は負債1200+資本300=1500(総資産)
この1500を資本300で割ります。1500÷300=5倍です。
自己資本は総資産の1/5です。負債という項目は簡単に言えば借入金です(他人資本ともいいます。資本=自己資本)
負債と資本のバランスが大事です。それは借りていたところから突然お金を貸してもらえなくなったり、金利が急上昇してしまった場合、たくさんお金を借りていると利子の支払いが突然増えたりして経営のバランスが不安定になりかねません。
最近よく新聞やTVでDEレシオ(デットエクイティレシオ)という言葉を聴いたことありませんか?これは (負債―現金)÷資本 =DEレシオ
これが多すぎても小さすぎてもよくありません。業界や企業収益のバランスから判断されます。またこのレシオが高いと格付けが悪くなります。
他人からの借入と自己資本のバランスが大事です。似たようなレシオに株主資本比率が
ありますこれは 資本÷総資産=株主資本比率 負債比率=負債÷資本 などがあります。
企業が窮地に立たされたときあまり借入がおおいと企業収益が悪化し最悪倒産ということになりかねません。これらの分析を安全性の分析といって株式投資する上でたいせつなツールにひとつになります。短期売買ではあまり問題になりませんが、長期投資をする上では企業の安全性がひとつのポイントとなるからです。
上記BSで負債比率、株主資本比率、負債比率を計算してみてください。
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