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株式入門

2008-01-20 | 初心者のための株式講座
株式投資の本は山のように出版されています。多くはチャートによる短期売買が中心です。なぜか?それは簡単に説明できるからです。確かにチャートはある時点で使うことはありますが、それはずべてではありません。

1 運用方針
株式運用には2通りあります。
①短期売買
②長期投資
①の短期投資とはディトレードを中心に売買する人たちのが対戦相手です。
マージャンと同じでこの参加者の中でお金のやり取りがおこなわるためプラスマイナスゼロの世界。少ないお金を担保に大きな取引をして大きく儲けることもできますが損をするときも大きいまさに株がギャンブルと言われることがありますが、まさに短期売買がその世界です。
②長期投資は株式は直物でいう種、毎日成長してやがて花が咲き、種が種を産み好循環してどんどん増えていく、ただそのためには時間が必要です。

あなたはどちらのタイプか?
株式投資をするにあたっては大切な要素に個人の性格があります。一度投資した株式を毎秒単位で追いかけて一喜一憂するタイプ。多少下げてもなんとも思わないタイプ。この2つのタイプの差が投資ではなく現在の生活に多な影響を持ちます。
前者のタイプの人の多くは、証券会社から勧められた銘柄であったり、誰かが推奨した銘柄だったりするわけです。自分で銘柄を発掘することが大切です。
将来的にひあこの講座??で銘柄の選び方までお伝えするつもりです。
一度投資したら多少の下落は気にしない、将来を信じて一喜一憂しない投資家になりたいものです。

2 初心者の悩み

これは株といわれてもいろんな市場があります。日本では東京証券取引所、大阪証券取引所がメインでまた東証には一部、二部、マザーズなどに分かれています。銘柄数も新聞でごらんになればわかりますが東証だけで1500銘柄以上!こんなに沢山の中から投資対象を選ぶのは至難の業です。まして海外ともなれば数十万銘柄が投資対象になります。その結果投資家の多くは投世間で名前が売れているソニー、トヨタ、ホンダなどが中心になりかねません。

3 現在社会を構成する3つのタイプ

ここでは老後国民年季だけに頼らず、明るい老後を迎えよう、すごそう、楽しもうです。
現代社会において私は3つのタイプの人間がいると思います。
①企業家
②消費者
③投資家

①はいわずと知れた企業家。自分で会社を立ち上げ経営できるタイプ。リスクは最大。
②消費者 給料所得に頼って投資行動を起こさない人。
③投資家とは自分で企業は立ち上げないが、株式配当金や債券利金、不動産で給料所得のほかに所得がある人。

このプログを読んでくださっている方には③を目指していただけたらと思います。


4 株の投資”ものさし”の歴史

TVや投資番組でよくPEとかPERなどと言う言葉か使われます。これも株価の”ものさし”です。
その昔、株式会社の株券額面は50円(現在額面はありません)でした。たとえば新日鉄が一年に5円配当したとすると10%、株価が100円、配当金が5円なら5%です。企業は業績に関係なく額面に対して10%というものが昔のコンセンサスであったようです。今でも企業配当金5円がおおいのはその名残かもしれません。
次にあらわれた”ものさし”がPER、株価÷一株あたりの税引き後利益 株価が200円で一株利益が10円ならPERは20倍、利益が50円なら4倍です。この数字は低いほど割安とされます。個別株とその企業が属している業界全体やその国のPERと比較したりするときにこの”ものさし”を使います。
80年代後半になるとPERでは説明できないほど株価は急騰しました、そこで現れて”ものさし”がQレシオです、これは企業がもっている含み益まで企業価値に加えて株価を評価したもの。もうこのqレシオはお蔵入りです。
そのほか、純資産倍率=PBRも株価が下落する局面でよく利用されています。この数字が1で企業価値=株式価値。1以下の場合は株式価値が企業の陣資産価値を上回っていて株価が割安であるという意味になります。

今日はここまでです。









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