goo blog サービス終了のお知らせ 

パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

昔の子

2008-06-02 19:13:24 | ちょっと寄り道=独り言=
 あっという間に、もう6月。
最近は、雨と太陽のおかげか、草木がとても元気です。

 今朝は、そんな青々した田畑の通学路を歩いている、
小学生の行列を見掛けました。

黄色い帽子に、分団登校?
懐かしいねぇ~

横断歩道には、旗持ちの保護者や、蛍光色の服を着たボランティアさん。
こちらも懐かしいわ~

この“横断歩道の見送り”は、親達の持ち回り当番制で、
今日は誰のお母さんかな?・・と、毎日楽しみでしたよね?
そして、そこに自分の親を見つけると、嬉しくてテレ臭かったのを思い出します。

 その横断歩道の旗持ちを、私は何度か行った事があります。
短大生だった時、小学生だった妹の見送りをしていたのです。
もちろん、母の指令で・・です。

高校生の時は、自転車に乗って保育園のお迎えにも行きました。
アレは、嫌な時もあり、文句も言いましたが、一喝されてお終い。
他にも、中学生の時は、土曜の午後からの部活に、園児の妹を連れて行ったり・・
(妹は、姉の部活が終わるまで、体育館の脇の階段で一人遊びをして待つ)

この分野のエピソードは沢山ありますが、
年の離れた子供を持つことは、親として正直楽だったと思います。
でも、親は働く事で精一杯で、疲れていたのでしょうね・・・。

 さて、
そんな私の、短大仲間は8人。
これがパーフェクトに長女で長子でね・・。
みんなの話を聞いていると面白くて
中でも印象的だったのは、三重県神島の漁師の娘だった友達の話。

「ウチは、両親揃って漁師だったから、常に忙しかったんよ。
だから、弟と妹の面倒(遊び相手や監視?)は、ずっと私がみてたよ。
友達と遊ぶ時は、弟の手を引いて・・妹をおんぶ紐で背負って・・。
でも、ある日おんぶして縄跳びしてたら、紐が解けちゃってね、
妹、地面に落ちて頭打って・・・。凄く泣いとったわ。
あの子が頭の形がおかしいのは、私が落としたからなんだよね。
本人は知らないけど」 ・・って。

 ・・・まぁ、私達はおそらく、そういう時代の最後の世代なのでしょう。
子守をした事も、友達とそんな会話をした事も、
今は、懐かしくて楽しい、とても貴重な思い出です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする