パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

事実は小説より奇なり ②

2023-12-28 06:09:20 | 高齢の親
 コレは完全に夫(息子:太郎)の推測によるものですが・・・

義父の涙と言葉の真相は、
・咳き込んで転倒して身体を打って起き上がれなくなった。
・「このままもう死ぬのも良いかな・・・」と思った。
・「俺が死んだらお前はどうする?」と妻に聞いた。
・妻は「一生お爺さんに付いていく」と言った。
・妻が娘に助けを求めたが、「大丈夫だ」と断った。
・救急車を呼ぶのも拒んだが、娘が呼んだ。
・病院へ運ばれ入院した。
*********************
・あの時の状況や妻とのやり取りを思い出すと涙が出る。
・「去りゆく自分」と「付いてくるという妻」。
*********************
・退院する事になったら、当然妻も付いてくるのだろう。
・仕方が無い。また自宅(〇〇)で暮すか。
・自宅なら、妻との距離も取れるし逃げ場もある。



 要は、義父の涙は「感傷に浸ったもの」で、
「義母に対する気持ちや会えた喜びでは無かった」・・・ということ


   え~~~?
   そういう事?
   私が聞いたのは、そんなニュアンスの話じゃ無かったよ?

 
義父は義父で、
あの時は感傷と共に、身体がまだ思う様に動かず、
気が弱くなっている上に、頭もハッキリしていなかったのかもしれません。
でも回復してきた今となっては、
自分の考えや気持ちを整理できるようになり、
それを口にし始めた・・・という。


   なるほどね~
   本来の考えや姿に戻ったわけだ
   一般の理解が得られて、
   娘の理解が得られない、
   切実な想い・・・



 せっかく探した「施設」は、
病院側の「これ以上話を進めるのは、余計に混乱するので止めた方が良い」という意見もあり、
事実上のキャンセルを。

そして、
「自宅での生活」しか、義父の納得が得られない事を思い知らされ、
自宅改修に舵を切り始めた2人(夫と義妹)。


   義父さんの勝ち


事実は小説より奇なり ①

2023-12-28 04:59:19 | 高齢の親
 次男がコロナに感染した事により、避難引越しをした義母・・・。
今日で3日目ですが、あれからかなり日にちが経ったような錯覚があります。

   何故だろう?

 3日前、
義母は娘の車に乗って、楽しげに(自分の生家へ)帰って行った。

   生家ではどんな生活をしているのだろう?
   楽しくやっているかな?
   何を食べているかな?   
   かなり興味新々の私



 迎えに来た義妹は、その日の午後、義父が入院する病院へ。

義父に、施設選びと入居の目処がついた事を伝えに行ったところ、
「退院が遅れているのは、お前達が『施設施設』とグズグズ探しているからだ
と責め、
「〇〇市で生まれ育って生活を為てきたのに、どうして隣町へ行かないといけないんだ
と怒り、
なんとその夜、義父は勝手に荷造りをして、病院を出ようとしたらしく、
翌日、病院から義妹に電話があったそうです。

   所持金もそんなに無いはずだし、
   自宅の鍵も持って無いのに、
   病院からどうやって何処へ行くつもりだったのか・・・
   (まぁ、無理やり帰って、自宅のガラスを割ったんだろうけど)

娘が必死に「親に合う」と思うトコロを、探してきたのにね・・・


 義妹が探してきた「隣町の施設」は、
自由度も高く、清潔で、職員の印象も善く、
私から見てもお値段相当の良い施設でした。

でも義父にカタログや部屋の写真を見せ、
「ここに、お婆さんと一緒に住むんだよ」と伝えたところ、
「こんなトコロに婆さんとずっと一緒は嫌だ」と言ったらしく、
「有り得ない」という勢いで拒否したらしく・・・。

   え?
  「一生、婆さんと一緒
   ・・・だったんじゃないの?


義父の言動については、
「私は夫から」、「夫は義妹から」、実態を知らないまま聞いているだけでしたので、
一般的なストーリーを描いていましたが、
どうやら全く違い、みんながみんな勘違いをしていた様です。

特に義妹は、娘として両親に対し、
「二人は常に一緒
「二人で一人
「一生手を取合って添い遂げる

といった強い理想を描いていて、ソレに基づきレールを敷いて来た為、
施設を拒否された事両親の性善説(?)が覆された事に強いショックを受け、
「何もかも上手く行かない」・・・と泣いているそうで


   こうじゃなきゃいけない!・・・とか、理想が高いと躓くよね
   意外とお嬢さん・・・なんだろうか?
   それとも、私がオバタリアン過ぎ?


 実は、前にもそんなことがあって・・・

義母が糖尿病で入院したとき、
義父が
「このまま入院していてくれるか、退院後は太郎の所で婆さんを看てくれないかな」
と義妹に何度か呟いたらしく、
それに対して義妹が、
「二人は常に一緒なんじゃ無いの?
「二人で一人なんじゃ無いの?
「一生手を取合って添い遂げるんじゃ無いの?
と怒れてしまったそうで・・・。

義妹からそれを聞いた私としては、
「え・・・ そうなの?・・・ 
 (あれだけ義母に振り回されていたら、そりゃぁ嫌だと思うけど・・・)」
と思っていましたが、
娘の理想という、私が持ち合わせない感覚を強く持っている義妹に、
美しい乙女を感じると共に、恐ろしさも感じました

 
 ところで、義父さん
あの時の涙と言葉は何だったの?


→ 今更言うか?
 「息子(太郎)の解釈」に続く




まさかの急転直下

2023-12-26 14:41:39 | 高齢の親
 こんな事ってあるんだな・・・という2ヶ月

義父が転倒し入院。
18年引き籠もっていた義母を我が家で保護。
幼子の様に構って欲しい義母を構いきれず、「あんな家・・・」と言われ。
介護認定で右往左往し。
義父が入院する病院の「冷たい対応」により、施設探しが急務になり。
何となく施設の目処がたった頃、我が家の次男が体調を崩し、
夕方になると高熱を出す。

そう。
20日(水)に長男が咽の痛みと倦怠感を訴え、
翌21日、学校を欠席し病院へ。
抗生物質が効いたのか、22日には何とか登校。(車送迎しましたが)

ところがその22日、
入れ替わりで次男が咳をし始め、「頭がクラクラする」・・・と。
病院へ行って薬を貰ったのですが、翌23日(土)夜に発熱と嘔吐。
24日、休日診療所に電話をすると、「コチラは月曜日までの繋ぎ」「詳しい検査は出来ない」と言われ、
熱もあり嘔吐もし、グッタリしていましたが、処方して貰った薬があったため、
週明けに掛かりつけ医に行く事にして様子見。
週明け25日朝、熱も下がり口も達者になりつつあったので、
本人の判断もあり診察は止めて家で過し、
でも夕方にまた発熱と嘔吐。
慌てて掛かりつけ医に駆け込み検査を・・・。

学校ではインフルエンザが流行しており、
学級閉鎖が累計2クラス実施されていたこともあり、
インフルエンザを覚悟していましたが・・・・・・。

   まさかのコロナでした


 そう。次男はコロナだったのです。
そして、28日(木)まで自宅待機。

この事実を、夫が義母に伝えたところ、
おそらくかなり動揺したのだろうと思います。

   脳に擦り込まれた
   「コロナ=死」
   「ワクチン未接種=死」

今まで「行きたく無いし、会いたくも無い」と言っていた
「実姉+50代の息子」と「実弟」が暮す、自分の生家へ行く・・・と言い出しました。

口ぶりからは、「一時避難」と言うより「お引っ越し」といった印象です。

こちらでの生活は、
子供は子供でゲームや宿題などやることがあり、関わって来ないですし、
私達夫婦も子育てや日常生活をするのが忙しく、
「お婆ちゃん、お婆ちゃん」と生活の中心に置いて上げることが出来ませんでしたし、
義母なりに不満もあったことでしょう。

なので、次男のコロナは、ココを脱出するための
「大義名分」&「渡りに船」だった様にも思います。


 夫には、
「菫さんが大変だろうから・・・」と言ったそうですが、
私がどうこうと言うより、義母自身がとても積極的でした

元々、義母の姉弟は、「〇〇(←義母)が良ければ・・・」と、
義母を受け入れても良い趣旨の事を口に為て下さっていたのですが、
義母本人が、口うるさい実姉が苦手であり、
オムツ生活や粗相などを知られたくなくて、
こちらに会いに来てくれた時も、家に一切入れず、玄関先で追い返し、
何の未練も無い感じだったのに、
突然、自分から「行く!」と言い出したのですから。


 翌日、義妹が迎えに来て、
荷物一式と、TVに布団にポット・・・。
"これじゃないと駄目“だったラックス(シャンプー)・・・
何もかも持たせました。

義母は、
「菫さん、善くして貰って有難う」・・・と言って泣いていましたが、
私は、「これは通過点であり、また戻ってくるかも」と思っているので、
「お義母さん、戻って来ても良いですからね。
 お義母さんが居たいと思うところで生活すれば良いんだから。」・・・と言いました。
すると義母は、
「うん。お爺さんのところが良い。やっぱり夫婦だから。」・・・と。

 この先、
最終時には「2人で同施設」で落着くのかな?

   喧嘩をするかもしれないけれど。
   現実を目の当たりにし、「こんなハズではなかった」と思うかもしれないけれど。


 しかし、
本当に、急転直下でした。

訳が分からないままジェットコースターに乗せられ、
最後はフリーフォールで停車し、
呆然としたまま降ろされた客・・・ みたいな心境 


 でもまぁ、終わった訳では無い。

この続きはきっとある。

・・・さて、どうなることやら



介護認定待ちと施設選び

2023-12-24 06:19:56 | 高齢の親
 義父の転倒入院により状況が大きく変わったため、
義父の認定(支援2)の見直しをお願いし、
義母(支援2)は義妹経由で、地元の包括さんのアドバイスを受けて、
事実上の異議申し立てをし、再認定をお願いしました。

義実家のある市は、英傑の出身地でもあり県内屈指の街ですが、
介護認定を受けるのに、2ヶ月待ち(通常は1週目~1ヶ月以内)、
結果も1ヶ月半後(通常は3週間~1ヶ月)。

ネットで調べると、新聞の記事に飛び、
「調査員の不足で議会で問題になっている」という内容が書かれていました。

   そりゃ、問題になるよね?
   病院から退院勧告されても、認定が何になるか分からなきゃ、行き先も決められない。
   施設は、介護度によって棲み分けがあるから。

もうね。
にっちもさっちもいかないこんな時は・・・。

   入れ知恵したよ。旦那に。

旦那も義妹に伝えた様で、義妹のご主人が勤め先の社長に相談し、
ある立場の人を紹介して貰い、「認定を急いでいる」旨を伝え、
裏から手を回して貰った。

認定を2ヶ月も待った今、そもそも「今更」ではありますが、
せめて認定待ちは通常スピードでやって欲しい。

だって、1月末退院が10日早まり、
「1月末の退院後は老健で3ヶ月」・・・という病院からの提案も白紙になり、
「今更施設探しをしたところで、施設に入る手続きに1ヶ月掛かるから間に合わない」
・・・と病院(婦長?)から言われたり、

   これはもう、一般市民がどうこう出来る問題じゃない。
   だから使うのだよ。
   こういう時に。

 そういう訳で、
義父の認定は、通常通りのスピードで出して貰える事になりました。
「通常通りの範疇の最短」です。
それでも有難いです。
そもそも市の体勢が通常通りに機能していれば、そんな事をお願いする必要も無かった。

予定としては、
1/10頃認定が降り、1/20頃退院、そして施設へ。
認定から退院までの10日間に、その介護度に対応してくれる施設を縛り、
色々な条件を踏まえ、簡単な手続きで入れる施設にお願いする。

   もう、ホントにギリギリ。


後は、義父が
「自分も見てから入居を判断したい」
「星の見える所が良い」
「山の中の古民家の施設で、畑で野菜を育てて暮らしたい」←
など、注文をつけているそうなので、それをどするか・・・。

妥当な線で
「取り急ぎの仮住まいだから~」と言うしかないのでしょうけれど、
入院中の病院でも我が道を行く人でしたし、一悶着あるのは想像出来・・・。

  
 そうそう。
義母に関しては、コチラで認定を受けたこともあり、
イメージ通りの日数で、先日「要介護1」の通知が届きました。

   この義母はどうしたいのか・・・。
   こちらでデイサービス等を使って生活をしていくのか?
   それとも義父と一緒の施設に入るのか?

義妹は
義母が「施設は嫌だ」と言ったら、義父が単独で・・・と考えている様ですが、
徹底して「夫婦同部屋」を探していて、
それも選択肢が少なくなる要素の一つなのですが、
可能な限り一緒にさせておきたいみたいです。

私の見立てとしては、
義母は優秀な家来としての「元気なお爺さん」は好きですが、
家来として機能しない「弱ったお爺さん」はどうなのか?・・・と疑問です。


そもそも、言い合いや喧嘩によってコミュニケーションを取ってきた夫婦なので、
仲良く穏やかに暮らせるのかどうか・・・。
いやいや、争うことによって、生きる喜びや原動力に繋がるのであれば◎・・・?

どちらにしても、義母にとって義父は、
「家来であり、王子様でもある」ので、
まぁ、最終的にここに落着くのでしょうか。


どうなることやら (←毎度の決め台詞)


義父:想定外と手抜かり

2023-12-18 15:15:24 | 高齢の親
 義父の退院について、
義妹が婦長さん(?)から、
「この分だと、介護認定を受けても今のまま「要支援」じゃない?」
・・・と言われたそうです

   機械入浴をしているのに・・・ですよ?

そして、
「1月末に退院で、その後3ヶ月限定で老健に・・・」という提案を受けていましたが、
病院で探して下さるはずの「老健」も、
どんな理由があるのか、
「厳しい」だか「困難」だかで、白紙にされ、
現在、こちらでも施設を探していることを伝えると、
「もう遅い」と言われたそうで・・・

   病院の説明によれば
   老健は病院に近いイメージのリハビリや管理がされる為、
   自由に過すことを望む義父の性格には合わない(無理)だろう・・・と。


しかも、1月末の退院を、1週間前倒しすると言われたらしく・・・


   義妹、パニック

なんでも、
お高い有料介護施設が「即入居可」と歌っていても、
実際は、審査だの何だのと1ヶ月くらい掛かってしまうそうで、
冷たく「もう遅い」と

   確かにそうかもしれませんが、あまりに酷いお達し。
   ・・・どうして?
 
  
 患者である義父は、
「出来る」「やれる」を誇示し、
「起き上がってはいけない」と言われているのに、
勝手に起き上がったり、車椅子に座り、トイレに行ったりし、
注意を受けて、センサーまで付けられていました。

それなのに、まだ指示に従わず勝手に動くので、
「場合によっては縛り付けますよ」「承知しました」
という誓約書まで家族が書かされ・・・。

驚異の回復なのか、病院スタッフの諦めなのか、
縛り付けは実行されなかった様ですが、「指示に従わない患者」として、
病院スタッフが手を焼いているであろう雰囲気を常々感じていました。

 それから、
病院とやり取りをしている義妹の話し方もなかなかで・・・。

本人はそんなつもりは無いと思いますが、
一緒に義母を病院に連れて行った時に観ていると、
「あ~そうなんだ」「ふんふんふん」などと被せ気味にDrに言ったり、
妙な自信と貫禄から、何となく偉そうですし、
患者共々、病院に嫌われていたんじゃ無いだろうか・・・と思ってみたり

まぁ、病院は助けを求める「患者」に対する「医療行為」が終わったら、
退院させる体勢に入るのは一般的な事ですし、
同じ様なお達しによって、家族が困り果てるケースは昔からあることですが、
それにしても病院側が、こんなに突っぱねてくるなんて、
何か理由がある気がしてならないのですが、今の時代もよくある事ですか?



 病院の「入院治療3ヶ月+老健3ヶ月」にあぐらをかいていたのも失敗でしたが、
「ケアマネを付けていなかった」のも大きく響きました。

要支援の認定が降りたのが、9月と10月(多分)。
「さぁ介護サービスをどう使うか、これから考えていこう!」という時に、義父が倒れ、
「介護認定の見直しを」「(今は病院だし)その後でケアマネを」と考えていたのですが、
何より先に、ケアマネをお願いし、相談に乗って貰える体勢にしておくのがBestでした。

 まぁ、私(我が家)は、義母の担当ですし、
義父の事は義妹から報告を受けるだけでノーマークでしたが、
こういうイレギュラーな時は、
落とし穴が沢山あるのでもっと慎重になるべきでした


 そしてこの後は、もう全力投球で施設探しです
しかも、義父母が夫婦2人で入れるところ。(この後に及んでまだ拘るかっ
息子と娘で、頑張って探してあげな~~~

義父が、「(施設を)見てから決めたい」と言っていたそうですが、
そんな強気な事を言っている場合じゃ無いよ
「いづれは気に入った所へ行くにしても、まずは子に委ねよう!」
・・・と言いたいところだけれど、会う機会が無い私。
完全にノータッチ。

 さて、どうなることやら。(←コレばっか



対話に動き出した:夫

2023-12-14 21:28:13 | 高齢の親
 「仕事納めが済んで休みになったら、ゆっくりさせて貰うわ~」
と、夫が言った。

ゆっくりしたいのはお互い様。

自分だけが大変で、自分だけがゆっくりしようと思っている?



「そうだね~。
 年末年始は2、3日、Mちゃんにお義母さんを預かって貰お~!」

というと、

「もうやめやぁ
 (M子に対する)虐めじゃん

と夫が言い出した。

「どこが?
 自分の親の事じゃん?」

「もう、あっちはビクビクしているんだから止めてやって

「だよね?
 嫁に我慢させておくのが一番だよね~

と言うと、

「そんなことは無い

と夫がたじろいだ。


   *******************************


   実際、私に我慢させているよね?
   我慢というより、私を納得させる事が出来ていない

私は、
義母を預かり世話をする事には納得していますが、
義妹(M子)の言い分に対して、全く納得が出来ていません。



 以前、
「謎の自信に満ちている:義妹」で前振りをしましたが、
私なりの試行錯誤と反撃について、書きたいと思います。



 それは、義父が退院した後をどうするか・・・を話合う、LINEのやり取り。

M子:「(~前略~)
    こっちはこっちで大変。(←義父のこと)
    来週あたりリハビリ担当者とお爺さんと私で
    今後の生活の話し合いの時間をとってもらう。
   
    自宅では無理な事と、
    施設なのか山川(我が家)なのか具体的な話をするつもり」

何の相談も無く、当然の様に我が家を選択肢に組み込んだ義妹に驚く私。

私: 「山川も、なかなか『受け入れます!』とは言えないかも。
    
    何せ未知過ぎて・・・
    
    私は未熟な人間だわ。

    Mちゃんは、すんなり受け入れられるタイプ?」


この質問に、義妹がきちんと答えてくれていたら、
納得出来る回答が得られていたら、
今とは全く違ったと思います。

M子:「まぁ、自宅は無理かもって事は伝えます」

私: 「どちらか独りなら何とかします!
   
    一つの案として、介助介護が必要な『重度のお義父さん』を山川で受け入れるので、
    何とか自分の事は出来る『軽度のお義母さん』は、Mちゃんの所で・・・
    というのは如何でしょう?

    人が増えると、考えないといけない事案や課題も増えますし、
    子供達の日々の宿題や、習い事の送迎、夕飯の支度など、
    手が廻らないのが目に見えていて、
    放置子にするか、放置老人にするか、
    安易に受け入れたら、間違いなく犠牲者を出してしまうので。

    申し訳ないですが、2人はどうしても困難です。
    ご理解頂けたら幸いです。」

M子:「了解です。
    色々考えながらお爺さんやお婆さんと会話していきます」


どこまでも、納得のいかない、真摯な回答が得られない内容。


 こういったやり取りをする前、
夫に「Mちゃんに、お義母さんはMちゃんが看て・・・と言おうと思う」と伝えたところ、
「角が立つから止めておけ」と言われました。

でも、どうしても納得がいきません。
生活を回していくのは、結局「私」です。

そのため、言葉を選びながら丁重にLINEを送りました。
丁寧に丁寧に・・・。

だけど、それに対する返答が「考えます」でお終い。
しかも、「自分が請け負うことを、前向きに考える」という内容では無く・・・。

   押しつけることには積極的だけど、
   受け入れる事に対しては、徹底して消極的なのね?



義妹に送ったLINEは、私の言い分や考えとして、夫にも転送しました。

夫は「了解しました」と。


 夫はその後、義妹に会った時に、
「もう山川・山川って言うな!」・・・と伝えたそうです。

義妹は、
「ごめん、ごめん、そんなつもりじゃなかった~」・・・と言ったそうですが、
ここまでしておいて、どんなつもりだったのでしょう?

当然の様にグイグイ推し進められた事で、どれだけ追い詰められた事か・・・。
私の中では、呪いの域です

 後出しでは無いとは思いますが、
夫は
「爺さんはもともと引き取るつもりは無かった。
 だって無理でしょ?
 おかあさん(私)、爺さん介護出来るの?」 ・・・と。

   やれることはやるよ。(一応、ヘルパー2級を持っている)
   M子がお婆さんを看ると決断するのであれば、意地でもやる。全力でやる。

   そもそも、そういう考えがあったのであれば、先に言っておけよ
   妹になっ


 という事があり、
それから、義妹と私が直接やり取りを交わすことは無くなりました

そして今回、
「冬期休暇はゆっくりさせて貰うわ~」という夫の発言を受けて、
私がサラリとM子に義母を見て貰うことを提案し、
それに対して、夫が「(妹)虐めだ」と言うので、
「嫁を黙らせておくのが一番だよね~」と反撃をした訳です。


痛いところを突かれた夫は、
追い詰められて、やっと真剣に考えたようで・・・。

「お願いだから、もう、俺を責めないで~
「対話をしよう!」「会社でも対話の重要性を重視している!」「対話は大事!」
「対話って分かる?」・・・と

   分かるに決まってる

「漢字の通りじゃん。
 対等に話し合うことでしょ?
 そりゃぁ必要でしょうよ。
 今の状態は、Mちゃんの言い分だけを通し、指示を降ろされているだけだから。」

「M子が来る明日、俺も時間を作るから、
 婆さんとM子とおかあさん(私)と俺で、対話をしよう!
 自分の考えや言いたいことを互いに言い合おう!(言え!)」

   え・・・
   婆ちゃんも居るの?


 そんなわけで、
とにかく、「対話」をするらしい。

どうなることやら


義母=策士に対して、やっと一言言ってみた

2023-12-14 08:32:55 | 高齢の親
 義母の言動には、ホトホト呆れている私

何より、裏表が有り過ぎ。
義父と義妹以外の人に対して、良い格好をし過ぎ。

   これを「我慢」というのか?
   いやいや
   我慢と言うより「したたたか」な「策士」



 我が家での生活に対して、
色々不満を並べてくれる元気があるようなので、
ちょっと突いてみました


「お義母さん、
 家事とか何かやりたい事とか、『私に任せて!』という事はありますか?
 お義母さんがやれる事ややりたい事を、奪っていてはいけないので。」
 
「・・・・・。」

中くらいの沈黙の後、
「菫さんにお金払わなくちゃ」 ・・・と。

   お金を払って私を黙らせようとしているのが見え見え


「お義母さん、そうじゃ無いんですよ。
 お金の問題じゃないんです!
 これからお金が沢山要るのだから、ここでは払わなくて良いです!」

「でも、もう10月からだから、少しぐらい払わないと・・・」

「良いです。お金は要りません!」

「そぉ~お?」

「お義母さん、
 お義父さんが『婆さんは太郎の家(我が家)で何か仕事(家事)をやっているのか?』
 と、心配していたと聞きましたよ?」

「え? 誰が?」

「お爺さんが」

「・・・・・。」

「お義母さん、
 お義母さんの認定『支援2』というのは、
 ケアマネさんにプランを立てて貰うとすると、
 『ご飯作ってあげますね』「お掃除してあげますね』じゃなく、
 『一緒にご飯を作りましょう』『一緒に掃除をしましょう』というレベルなんですよ。
 だから、そういうつもりでいないといけないんです。」

「・・・・・。」

「それに、お義父さんと一緒に(2人部屋の施設で)生活をする様になったら、
 身体が不自由になったお爺さんを、色々助けてあげないといけないでしょ?」

「・・・・・。」

「自分の身体を維持するためにも、何かをする事は大切ですし、
 『何らかの役割を担うことは、自身の存在価値を見い出すことに繋がるのでやらせましょう』と
 介護の世界では言われているんです。
 だから、聞いてみました。」
 
「そだよね・・・。」

「何がやりたいですか?
 何が出来そうですか?
 これなら任せて!と言う物はありますか?」

「・・・・・。」

 
 都合が悪いと、話題を変える癖のある義母ですが、
怯まずグイグイ責めてくる私に対し、
どうごまかして、どう乗り越えるか考えて、頭をフル回転。

でも観念して、
「床拭きなら出来るよ」
「前もね、したことあるんだよ」
・・・と言い出しました。

   前も床拭きをしたことがある?
   この家でした・・・的な言い方だけど
   
   床が綺麗になっていた試しは無い。   
   あるとすれば、自分が粗相をして汚した所を拭いただけ。
   もしくは妄想。

「床拭き? どうやって? モップ?」

「手で」

   手でか・・・
   なかなか大変な作業だな
   でも、そもそも床にかがんでする作業のため、転倒の心配は無い。

「そっか、じゃぁその内やってみましょうか。」

「・・・・・。
       ~



 今まで黙って居たけれど、
それだけ文句を言う元気があって、
他人を踏みつけるのをいとわず、
自分を守る力や知恵があるならば、
そろそろやって貰おうじゃないの

 ・・・という事で、
夫が休日の時に、夫に指示してやらせようと思っている次第です。

策略や浅知恵は、自分の首を絞める事になるよ。
そもそも、そういった部分が原因で世間に責められ、統合失調症にまでなった人だし。

精神的に追い詰めることは無いけれど、
TVを見て寝ているだけで何もせず、
「私が満足出来る状況を」というのは、ちょっと違うんじゃない?

そろそろお姫様じゃない事を理解して貰わなくてはならない段階に入ったな・・・と。
この先は、ニッコリしながら、本来のレベルまでハードルを上げていこうと思います。


義母:浅知恵で猛アピール

2023-12-12 09:45:20 | 高齢の親
 統合失調症で18年引きこもり、 
最近は、「義父に面倒をみてもらい」「家のことも何もしていなかった」という義母。

そのままの生活をコチラでもさせています。

「草取りしたい」「風呂洗おうか?」くらいは聞いたことがありますが、
足腰フラフラで歩行が出来ない為、どれも無理な作業ばかりで、
「大丈夫だよ~」と言って貰うことを計算済みなんでしょうね・・・。

   幼子の浅知恵

 我が家にやってきたときも、
「ご飯が多い」
「ご飯が硬い」
「食事が食べられない(食べたいものじゃ無い)」
→だからここでは暮らせない
に始まり、
「歯磨き粉が無い」(まだチューブの中に1/3残っている)
「シャンプーが無い」(ラックスしか使わないらしい)
→不自由な暮らしをしている私
だの、
小学生の男児2人でワーワー騒がしい我が家の様子を、
「私のせいで家族がイライラしている」
「あの家にはいたくない」
「施設に行きたい」
→肩身の狭い可愛そうな私

という訴えを娘(義妹M子)にしているそうで・・・

   そもそもの性格からして、まぁやるだろうね
   しかも脳が幼児化しているから、普通にやるでしょうよ

夫は真に受けて、
「そんなに気に入らないなら、婆さんだけでも施設に入れるけど、その方が良いんか?」
「施設に行ったら行ったで色々あるかもしれんけど、ちゃんとやっていけるんか?」
「しかも、施設に入ったら年金から払わないかんのだぞ! ここならタダだけど!」
・・・と、お見舞い帰りの車の中で、ガンガン責めたらしく

   義母・・・黙ったらしい

義母の計算としては、そういう問題じゃないんだよね・・・。
男って白か黒かみたいな、額面通りの解釈しか出来ないのか、
額面通りに受け取らないといけないと思っているのか、
この食い違いが面白すぎる(他人の私

要は、「構ってちゃん」なんですよね。
 ・気兼ねをしながら生活をしている
 ・気の弱い
 ・可愛そうな
 ・健気な私
 ・気の毒でしょ?
 ・可愛そうでしょ?
 ・そんな私を救ってあげようよ?
 ・私を蝶よ花よと大事にしてあげようよ?
 ・私を満足させるのが、あなた達の使命よ
と言いたいのだよ

そして今、
義母は「お爺さんと施設に入る」事に、何故かとても傾倒していて、
互いが心の支えで、本心を言い合える相手で、
とにかく一緒にいたいのは分かるのだけれど、
先走って、「施設に行きたい」「あんな家(我が家)は嫌だ」と言うモノだから

 我が家としてはね、
エアコンもTVも付け放題で、
TVは大音量でもOKだし、
食事もそれなりに準備しているし、
団らんや家族会議にもお誘いしているし、
子供のスポ小や音楽祭を始め、家族で出掛けるレジャーはお連れしているし、
粗相をしても文句を言わないし(子供も黙っている)、
「あんな家は嫌だ!」と言われてもね・・・

要は、今までは買物でもちょっとした事でも、
「お爺さんに頼めば何でも叶えて貰えた」という環境だったのに、
今は、「あれ買ってこい」だの「あそこをどうにかしろ」だの、
そういう事を言えない環境で、一向に満たされないんでしょうね。

糖尿病なのに、
管理入院から退院した後は、また元の生活に戻って、
食べてはいけない物を食べまくっていた様で、また数値が悪化し、
「最近のトマトは甘いから、プチトマトも駄目って言われた」
とか何とか言っていましたが、
我が家でトマトやフルーツを含め、普通の食生活をしていたら、
入院時と同じレベルまで数値が戻ったところをみると、
プチトマトを食べて血糖値が上がった・・・なんて大嘘で、
お爺さんに買ってこさせ、色々食べていたんでしょうよ

後は、粗相をした時の気まずさでしょうね・・・。
情けなくて、見られたくなくて、逃げ出したくて・・・。

 とにかく、
「自分を解放するために、ココを離れて施設へ行きたい」・・・ということでしょう。

   家来(お爺さん)を連れて

「お爺さん、あんな身体になっちゃったし、もう喧嘩しない」
「歩くときは、私が肩を貸してあげないとね」
・・・と言っているけれど、ホントかな・・・どうなのかな・・・。
私はどうしても信用しきれないんだけど・・・まぁいっか

 ここまで来ると、
面白おかしくウォッチしていないと、気が滅入ってやっていけないので、
そうしている次第です


義父:二転三転

2023-12-12 08:32:37 | 高齢の親
 施設でお爺さんと気ままに暮らす
・・・という夢を持っている義母。

でも反面、
2人部屋が見つかるか?
2人が揃って、施設が指定する介護度に該当するか?
色々心配は尽きない様です


 義父は?・・・と言えば、
「自宅で暮らすだ!」「何とかなるだ!」から一転。
「こうなってしまったからには、施設に入らないといかんな・・・」と考え直したそうで。

でも、次にお見舞いに行った時は、その決心は揺らいでいて、
ゴニョゴニョと、不満や不安を口にしていたらしく・・・。

   行ったり来たり、二転三転

何より、
病院の面会時間が「15分」で「2人限定」な為、
義母と義妹が入ってしまうので、同行している夫ですら様子は又聞きで、
何がどの程度進んでいるのか&どの当りが問題なのか、
右も左も分からず、モヤモヤした闇の中

義父に、
とにかく2人で入れる施設を探していること伝えると、
「自分も見に行く!」と言い出したそうで、
そこで「却下」となったらどうするんだ?
・・・という、ハードルが新たに追加されました

   まぁ、本人の見学は大事ですけれどね
   ただでさえそんな都合の良い所は少ないというのに、
   お断りありき・・・になってしまわないか心配

見学するとなった場合、
場所にもよりますが、私達の住む地域だとして、
義父の入院する病院とコチラ(片道1時間半)を、2往復するのかな?

   お疲れ 旦那

 既に、
一歩進んで二歩下がり、そして疲れ切る・・・
というループに入っています。



義母と私:同居してからの関係

2023-12-07 09:16:32 | 高齢の親
どんな人なのか分からないまま。
どんな病状(統合失調症&糖尿病&眼が見えない)か分からないまま。

 そんな義母・・・との同居生活が始まり、最初はビクビクでしたが、
思いの外、仲良くやっていると思います。

本当に結構仲良くやっているのですが、
夫は「こんな家に居れるか・・・と思っている(に決まっている)」
といった事ばかり言います。

   いやいや。
   そうは思っていないと思うよ?
   だって、何にもしなくて良いし、自由だし、
   一日中、TV見て寝ているだけでOKだし、
   私、ストレス与えていないし、
   落着いているし、不満そうでは無いよ?

夫の言葉に腹立たしい気持ちもありますが、
それより、「この人何言ってるんだろう?」「何にも分かって無いんだな」
という思いの方が強くて、決めつけ解釈に呆れて無言になってしまう私。


 義母とは、本当に色々話していて、
・・・というか、とにかく喋らせる為に話を振りまくっています。

主に、義父の話や、これからの話。
義母自身が幼かった頃の話や、若い頃の話。

   本当は、一番聞きたいのは、
   「暗黒の18年間」、何を思って過して来たか?
   ・・・ですが、これはタブーであり完全にNGです。
   そして、「ひょっとしたら、その事すら覚えていないかも」と感じる為、
   これに関しては、永遠の謎になりそうです。

聞き出さなくても、自ら話してくることもあり、
その内容は、
「〇〇さんがこんな事を言ったけど(私がいけなかったかな?)」とか、
「両親はどうして一時別れたんだろう?(自分の親の話)」とか、
気に病んでいる事や悲しかった事ばかりで、
それを取り除いていくのが私の役目でした。

本当に、結構つまらないことを気にしていて、
いつまでも気にしていて、
そんなことでクヨクヨするなんて、馬鹿みたいで。

でも、「両親が上手く行っていなかった」事に対して、
77才のお婆さんになった今も「深い悲しみ」として残っているというのは、
なかなか切ないですね・・・。
未だに言うんですよ?

誰か親身になって聞いてくれると良いんですけどね・・・。
娘や息子は、グチグチした話は適当にあしらって聞く体勢に無いですし。
だから私が聞くしかないし、私も聞いてみたいんですよね。

セラピストをしながら、
私も、相手が元気を取り戻していく姿に喜びを感じる・・・というか。
 

 きっと義母の事は、人として嫌いじゃ無いんでしょうね。
「お婆ちゃんの姿をした、幼い素直な女の子」・・・みたいな感じで。

既にオムツをしていますが、(本人には「紙パンツ」と言うようにしています)
トイレがビショビショだったり、横漏れして座布団がビショビショだったり、
トイレットペーパーを大量に流して詰まらせたり、
うんこを漏らして、畳や足がベタベタだったり、
まぁ色々ありますが、私、嫌じゃ無いんですよね。

だって仕方の無い事じゃん?

中津川の大好きだった祖母が、同じ様な過程を通っていたのを目に為ているからなのか、
ヘルパー2級(今はそういう表現はしないのかも)のレクチャーを受けたからなのか、
そんなに抵抗無く、後始末が出来る。

   「知らなかった自分を発見」だわ。
   「もしかしたら、そっちの業界でもやっていけるかも」だわ。

漏らして本当に辛いのは、本人じゃない?
祖母もそうでしたが、義母も
「情けない」とか、
「M子(娘)に助けてって言いたい」とか、
動転して、でも自分の後始末も出来ない自分を責めて落ち込んで・・・。

   でもさ、落ち込んでも仕方無いじゃんね?
   そもそも、誰もが通る道

「そんなことで落ち込まなくて良いんだよ」
「お母さんがスッキリして元気ならそれが一番大事なこと」
「何にも気にしなくて良いんだよ」

   とにかく、励ます励ます
   だって、仕方の無いことだから
   誰もが通る「普通のこと」だから

そして、2日程経つと本当に忘れていく義母。
気にしなくなる義母。

   それで良いと思うんだよね・・・


 まぁ、そんな感じの同居(チョイ介助)の中で、
意外にも、仲良く義母との日々を過しています。