創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

型起こし用シッタ作り

2013年05月25日 | 日記

「 思い立ったら吉日 」ではないが、
「 一度決めたらやり抜く 」が、いつの間にか私の信条みたいになってしまった。

粘土作りも終了し、工房前に置きっぱなしになっていた小道具も片付けたし、
創作すべきデザインが頭に浮かんでくるまでの間、型起こし道具を作った。

Photo

   シッタ


実のところ、型起こしは二度手間のかかる仕事である。
ロクロで形を作り、それを型にひっくり返して押さえつけ、
希望する形に整える、それが型起こし。

その型を載せる台が写真の丸いもの。
作品それぞれに合った型があり、ピタッとはまる台が必要となってくる。
これまで使っていたシッタ(台)が削るたびに薄くなり、
新しく作り直した。

普段使いの器を型起こしで作ってみたくなり、
デザインが浮かばないままに、道具作りを行った。

Photo_2

   玄関横


作業を行っている間、
23日朝刊に、日本伝統工芸展、石川支部展の入選発表があった。
今回は青磁釉薬と白磁釉薬を使った作品を出品した。
清らかな水の中から純白の花が咲く、それを表現した。

金沢市武蔵町の名鉄エムザで、29日~6月2日まで開催される。
加賀百万石祭りに協賛して行われる展示会である。
ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと願っています。

Photo_3

   白花の木


しばらく良い天気が続いて、
庭木の若葉がまばゆく、花も咲き出した。

Photo_4

   白花


真っ青な空に浮かんだ、この白い花、
庭木の本を開いても、ネットで調べても名前が出てこない。

カスミノキ? ニワトコ? それとも他の名前か。
葉っぱの形で判断してみると、ニワトコみたいな気もするが、
ちょっと違うみたい。 花がこれほどフワ~っとしていない。
徹底的に調べようと本やネットで探しているが、お手上げ状態。

玄関のすぐ左横にある、この白い花を付ける木の名前も分からない。
花だけ見ていると、「 マンリョウ 」かな?とも思うが、季節が違う。

様々な木々が植わっている我が家の庭、名前の分からない木が多くて・・・。
写真をご覧頂いて、お分かりになったらぜひ教えて下さい。

Photo_5

   カナメモチ


いつも居る部屋の外、
大モミジ・マンゲツと、手水鉢の横にはカナメモチ。
太陽光線を受け、新芽が赤く鮮やかに映えて美しい。
その木の下には、エビネが可愛い花を咲かせている。

玄関前の庭には、さらに大きく成長した、カナメモチの木がある。
同じ木なので、これも鮮やかな美しい赤い新芽をつけている。

いい加減、庭師に手入れしていただかないと、とは思うが、沢山の木が有り過ぎ、
加えて垣根も大きくなって諸々の事を考えると、中々決心がつかない。
自然林か、はたまた雑木林みたいで、これはこれで良いとは思うが、
以前の整然とした庭に戻さなくては、とも思っている。

枝が伸び葉も茂った庭、庭とは言えなくなってきたが、
その時、その季節に小鳥達が来てくれることが唯一嬉しい。
今居るこの部屋から、窓越しに小鳥の観察が出来るのも幸せである。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
このふわふわした白い花の咲く木は「あおだも」だ... (山アジサイ)
2013-05-30 22:39:11
このふわふわした白い花の咲く木は「あおだも」だと思います。

すでに判明していますか?

いつも拝見していますが沢山の木々や草花に囲まれての生活、羨ましいですね。
返信する
山アジサイ 様 (by 堂前)
2013-05-31 09:18:07
山アジサイ 様

「あおだも」、教えて下さいましてありがとうございました。
青い空に、真っ白の花がフワ~っと咲いて、とてもキレイでした。
今は緑の葉っぱだけになってしまいました。

小鳥達の巣立ちがはじまり、
親鳥がひっきりなしに小枝に止まっている小鳥に食事を与えています。
いったい何種類の鳥がいるのか、とてもにぎやかな庭になっています。
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