創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

仙台 ・ 藤崎個展打ち合わせ開始

2012年09月15日 | 日記

藤崎個展がすぐ目の前に来た感じがし始めた。
数日前より個展の打ち合わせと同時に、街ナビに載せる作品とコメントを送った。
2年前の個展で、仙台市の街ナビに紹介していただいたか記憶が無いが、
今回初めての気持ちになってコメントを書いた。

まだ時間があると思っていたが、実際に企画が動き出すと
更に焦りの気持ちが湧いてきた。

あれもこれも作らねば、頭の中には様々な形が渦巻いている。
とにかく形にしなければと、毎日汗しながら粘土をこね、
デザイン画をロクロの前に置き、作品を作っている。

Photo_2

   ぐい呑み


東北は美味しい米どころ。 美味しい酒も種々あり、
私も様々な酒を堪能させていただいた。 そのどれもが個性のある美味しい酒。
「 美味しい、」と言うより、「 うまい!」と直に表現するほうが正しいかも。

ならば、ウマイ酒には良い器を、と、ぐい呑みの制作を行った。
大きな器に少し入れて楽しまれる人、小さなぐい呑みにタップリと入れて楽しむ人、
個展を行わせていただくたび、お客様との会話で好みの形が分かり、
どのような形が喜ばれるかと作ったぐい呑みの数々。

Photo_3

   口あたりに気を遣い


掌にすっぽりと収まる大きさだが、姿、口当たりにとても気をつかって制作した。
例えるならば、茶道でつかう抹茶盌を小さくした雰囲気の器。
それが「 ぐい呑み 」であり、一つ一つ吟味して作った。

私自身、酒は強くなく、すぐ真っ赤になって酔ってしまうのだが、
どういう訳か酒のよしあしが分かるから不思議。

嗜好品の酒、人それぞれ好みの器があるだろうが、
ここは作り手のわがままを通させていただき、
この器で呑んだらウマイ!という器を作った。

ぐい呑みを作りつつ、先日から作ってあった壷の仕上げを行い、
更にデザイン画の作品を作っている今、いい加減作るのはこのくらいにと思うが、
もう少しマグカップの制作もしたいと思っている。
無類のコーヒー好きの私、いかに飲みやすいかを考えて作らねばと思っている。

Photo_4

   白山神社


大きな災害にも遭わなかった加賀平野の小松、
コシヒカリ、ほほの穂、のブランド米の刈り取りも無事終わり、
天候に恵まれた今年の稲の出来はとても良い。

おりしも今日から荒木田町の秋祭り。
あさ、子供獅子がきて家のお祓いをしてくれた。

Photo_5

   子供獅子


8時に、我が家の前の白山神社で奉納舞いを行い、
9時から町内の一戸一戸を回ってお清め、お祓いの獅子舞いを行った。

Photo_6

   日陰で一休み


獅子舞いの順は西の方から始まり、東の方、町内の中へと進んで行った。

Photo_7

   暑いなあ!


それにしても今日も暑かった、というより異常な暑さの秋祭りだった。

我が家は5番目に舞ってもらったが、お隣さんに行く前に一休み、
爽やかな秋風というより、まだ夏の風と陽射しが照っていた。
暑さ寒さも彼岸まで、といわれるが、
今年の気候はいかがなものか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 音の流れのように | トップ | 計画がずれて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事