創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

清々しい一日

2009年01月10日 | 日記

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                          白山  午後2時

素晴らしく晴れ渡った先日、
窓の向こうの白山もくっきりと青空に浮かび上がり、
冬真っ最中の北陸、小松には珍しい晴天となり、気持ちさえもスッキリとする一日だった。

千葉のK様、いつもお心に掛けていただき、
暮れに行われた鎌倉芸術祭にもお運びいただいた。
「 千葉から鎌倉まで、どれくらいの時間がかかりますか?」 とお聞きしましたら、
「 二時間はかからなかったわねぇ 」 とのお答え。

えっ、二時間!
私の住んでいる小松から二時間の距離といえば随分と遠くに感じてしまう。
特急に乗れば、南は京都、大阪まで。 車でスピードを出しても琵琶湖が見えるあたりまで。

ご姉妹でお越しいただき、心から嬉しく幸せに思いました。
その日の鎌倉も良い天気で、観光もされるとの事でした。

かねてよりお聞きしていました、K様のご子息さんが小松に転勤でこられているとの事。
時間に余裕が出来たらお伺いしたいと思っていて、先日の良い天気の日、彼を訪ねた。

目元くっきりした、とても感じの良い好青年が現れた。
ご挨拶を申し上げたら、その何倍も丁寧なごあいさつを頂き、大変恐縮してしまった。
前々から用意しなくてはと思っていた品を、彼のアドバイスを頂きながら揃えることができ、
これで一安心。

ご子息さんのきびきびとした所作と親切な言葉遣いを受け、
晴れ渡った空のように心までもが清々しくなった。

私の家からご子息さんが勤めていられるところまで、車でたったの10分。
こんなに近くにいられるのだから、ぜひ我が家にもお越しくださいと申し上げた。
お願いした品も19日には仕上がるとの事、お休みの日にでも「 どうぞ 」と話してみよう。

晴天続きの関東から、毎日が小雪舞う小松。
これからの本格的な北陸の冬、関東住まいの彼にはきっと戸惑いを覚えることだろう。
北陸の冬、日常生活に欠かせない必需品の長靴、用意したのかな。
若い彼にとっての雪国の生活、これからの人生の上できっと良い経験になると思っている。

久し振りの、珍しく澄んだ大気の下、気分も良く白山を眺めつつ車を走らせた。
家に帰りつく頃、白山も茜色に染まり暮れようとしていた。

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                          白山  午後4時半



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