「 思い立ったら吉日 」ではないが、
「 一度決めたらやり抜く 」が、いつの間にか私の信条みたいになってしまった。
粘土作りも終了し、工房前に置きっぱなしになっていた小道具も片付けたし、
創作すべきデザインが頭に浮かんでくるまでの間、型起こし道具を作った。
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シッタ |
実のところ、型起こしは二度手間のかかる仕事である。
ロクロで形を作り、それを型にひっくり返して押さえつけ、
希望する形に整える、それが型起こし。
その型を載せる台が写真の丸いもの。
作品それぞれに合った型があり、ピタッとはまる台が必要となってくる。
これまで使っていたシッタ(台)が削るたびに薄くなり、
新しく作り直した。
普段使いの器を型起こしで作ってみたくなり、
デザインが浮かばないままに、道具作りを行った。
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玄関横 |
作業を行っている間、
23日朝刊に、日本伝統工芸展、石川支部展の入選発表があった。
今回は青磁釉薬と白磁釉薬を使った作品を出品した。
清らかな水の中から純白の花が咲く、それを表現した。
金沢市武蔵町の名鉄エムザで、29日~6月2日まで開催される。
加賀百万石祭りに協賛して行われる展示会である。
ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと願っています。
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白花の木 |
しばらく良い天気が続いて、
庭木の若葉がまばゆく、花も咲き出した。
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白花 |
真っ青な空に浮かんだ、この白い花、
庭木の本を開いても、ネットで調べても名前が出てこない。
カスミノキ? ニワトコ? それとも他の名前か。
葉っぱの形で判断してみると、ニワトコみたいな気もするが、
ちょっと違うみたい。 花がこれほどフワ~っとしていない。
徹底的に調べようと本やネットで探しているが、お手上げ状態。
玄関のすぐ左横にある、この白い花を付ける木の名前も分からない。
花だけ見ていると、「 マンリョウ 」かな?とも思うが、季節が違う。
様々な木々が植わっている我が家の庭、名前の分からない木が多くて・・・。
写真をご覧頂いて、お分かりになったらぜひ教えて下さい。
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カナメモチ |
いつも居る部屋の外、
大モミジ・マンゲツと、手水鉢の横にはカナメモチ。
太陽光線を受け、新芽が赤く鮮やかに映えて美しい。
その木の下には、エビネが可愛い花を咲かせている。
玄関前の庭には、さらに大きく成長した、カナメモチの木がある。
同じ木なので、これも鮮やかな美しい赤い新芽をつけている。
いい加減、庭師に手入れしていただかないと、とは思うが、沢山の木が有り過ぎ、
加えて垣根も大きくなって諸々の事を考えると、中々決心がつかない。
自然林か、はたまた雑木林みたいで、これはこれで良いとは思うが、
以前の整然とした庭に戻さなくては、とも思っている。
枝が伸び葉も茂った庭、庭とは言えなくなってきたが、
その時、その季節に小鳥達が来てくれることが唯一嬉しい。
今居るこの部屋から、窓越しに小鳥の観察が出来るのも幸せである。