オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2011年、四大陸選手権、女子シングル・フリー

2011年02月23日 10時07分24秒 | 2010-2011年シーズン
昨晩、やっと四大陸選手権の女子シングル・フリーのCS放送での録画を見ました。
最終グループは日米対抗戦のような趣があり、たいへん見応えがありました。
アメリカ勢は三人三様の個性が出ていた演技でした。
長洲未来さんの気迫あふれる演技、アリッサ・シズニーの美しさ、優雅さあふれる演技、そしてレイチェル・フラットの、これぞアメリカと思えるアメリカの匂い一杯の演技。見ていて本当に楽しかった。
今シーズン、ジャンプのミスを見せなかったアリッサ・シズニーが、今回は失敗を見せていたのが、たいへん気になりますが、世界選手権では、佐藤友香コーチの元、きちんと調整してくるでしょう。

さて鈴木明子さん。今シーズン、どうもジャンプに安定感を欠いていましたが、今大会もそうでした。どこか悪いのだろうか?本当に心配です。ジャンプ以外の要素では素晴らしいものを見せてくれたので、もっと実力がある方だけにファンとして来シーズンも期待しています。早くも私は来シーズンのプログラムが何なのか、楽しみにしています。

そして安藤美姫さんと浅田真央さん。私の心の中では優劣はありません。日本には安藤美姫さんと浅田真央さんという世界の中でトップレベルのスケーターが二人いることに日本人として、たいへん誇りを感じます。来月の世界選手権も安藤美姫さんと浅田真央さんが中心になることは間違いないありません。
特に浅田真央さんの復調振りは昨年のNHK杯を知っているので本当に涙が出るくらい嬉しい。また真央さんの表情も、たいへん柔らかく豊かになったように感じます。今回は得点の発表を待つキス&クライでは初めて佐藤久美子コーチも一緒に並んでいました。トリノ冬季オリンピックでも荒川静香さんの傍らに佐藤久美子コーチの姿が、あったので何か安心感が伝わってきました。
番組では優勝者の安藤美姫さんへのインタヴューも放送されましたが通訳なしでの受け答えで美姫さんの流暢な英語にたいへん驚きました。日本語より上手い(失礼!)。堂々たるものでまさに世界の安藤美姫さんであることを痛感するものでした。オペラの世界でのプリマドンナを連想させるものがありました。

今回は初めてフジ系列の地上波での放送ではなくCSでのJsportsの放送を楽しみました。強く感じたのは演技をじっくりと見せてくれることです。声を張り上げることもなく、淡々とした実況で、実況が演技を邪魔していないのである。演技中には多くを語らないので演技と音楽に集中できるのが本当に嬉しい。最終グループの演技では特にでした。安心して演技と音楽を身をゆだねるのみである。当たり前ですが地上波での放送でもこうあって欲しかった。
来月の世界選手権では全競技生中継とのことなので私はJsportsでの放送を楽しむ事になるでしょう。しかし残念なのは荒川静香さんの解説が聞けないことである。これが、たいへんな心残りです。