オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

マーラー 交響曲第9番

2011年07月06日 11時38分00秒 | 音楽
この前の休みの日にマーラーの交響曲第5番と第10番を聴きましたが、聴き終わったあと、次に聴きたいと思ったのが交響曲第9番である。
やはり交響曲第9番は交響曲「大地の歌」と並ぶマーラーの作品の中で最高峰の作品。(と、私は思っている)
何種類か持っているCDの中で手が伸びたのは、やはりバーンスタインの録音。
この作品は、やっぱりバーンスタイン。何か普通でない作品は、やっぱりバーンスタイン。
今日、聴いたのは1985年のロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団とのライブ録音(グラモフォォン)
後年、バーンスタインはベルリンフィルとのライブ録音も発売されましたが、私は、どちらの演奏が上か、正直、判断できない。どちらも、この作品の最高の演奏。どちらが上か云々は名盤選びの好きな方に、おまかせしましょう。
バーンスタインとコンセルトへボウ管弦楽団との組み合わせ。素晴らしい組み合わせである。ベルリンフィルとのようなシャープさはありませんが、マーラーの音楽を知り尽くした名門オーケストラの底力を感じさせます。
巨大で激しく、恐ろしく、そして美しい演奏である。
この作品の核心といえる第1楽章。死を目の前にして、のたうちまわるマーラーの心が伝わってくる。よく言われることだが、やはりマーラーがバーンスタインに乗り移っているようで、目の前に、本当に凄い音楽が響いているのが実感できる。
第2楽章の最後では、私はショスタコーヴィッチの交響曲第15番の第4楽章の最後を連想してしまった。こんなこと初めてである。
そして第4楽章のアダージョ。マーラーが行き着いた先はどこだったのだろうか?

高校生時代、初めて手にしたマーラーの作品のレコードは交響曲第9番でした。クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団のグラモフォォン盤。いきなり、たいへんな作品に手をのばしたものである。
しばらくマーラーの作品を集中して聴きそうである。


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