オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

キム・ヨナの「揚げひばり」

2012年07月04日 21時25分27秒 | ソチ冬季オリンピック



昨日の朝日新聞の朝刊にキム・ヨナが2年後のソチ冬季オリンピック後に引退することを報じていた。それも、スポーツ欄ではなく、社会面である。
キム・ヨナもソチを目指すのか!
ソチ冬季オリンピックもバンクーバーの時と同じく浅田真央さんとキム・ヨナの2人が中心になるのか!
よく聞かれます。浅田真央さんとキム・ヨナの違い。

キム・ヨナ「こうすれば100点が獲れる」
浅田真央さん「私はこういうふうにして100点を獲る」
「獲れる」と「獲る」の違いだと思う。

どちらが心に響く演技を見せてくれるのであろうか?
2年前のバンクーバー冬季オリンピックでのフリーの演技。
キム・ヨナの演技は、すっかり忘れてしまった。もう曲目も思い出せない。
しかし浅田真央さんのラフマニノフの前奏曲「鐘」の演技。今も心に強く残っている。
この違いは、どこからきているのであろうか?私には分からない。断っておくが、好きだから、嫌いだからという次元ではない。
昨年の世界選手権でのキム・ヨナの「ジゼル」
真っ黒の爪のジゼル。ゾッとした。あんなのジゼルではないよ!
ブライアン・オーサーコーチだったら絶対に許さなかったと思う。
キム・ヨナのコーチは誰になるのだろうか?誰とソチを目指すのであろうか?

映像は2006-2007年のシーズンのフリー、ヴォーン・ウィリアムズ作曲「揚げひばり」での演技。
繊細なヴォーン・ウィリアムズの音楽での演技。
まさに表現者してのキム・ヨナがいた!
純粋に音楽に身を捧げるキム・ヨナがいた。
この頃のキム・ヨナが一番好きだな。

自分の全てをさらけ出して、はい上がろうとしている浅田真央さん。
バンクーバーが終わると、すぐにソチを見据えていて、競技者として毎年のシーズンを迎えている浅田真央さん。
とにかく浅田真央さんとキム・ヨナのソチまで2年間、しっかりと見て行きたい。

荒川静香さんが著書で記しています。
「オリンピックは、オリンピックそのものがゴールではなく、そこを目指す道のりこそが大切だと,私は思っています(中略)応援してくれる人の気持ち、自分の気持ち、来られなかった人の気持ち・・・みんなの気持ちを心に留めて臨めば、結果は後からついてくるものです」






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2 コメント

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Unknown (rosehip)
2012-07-04 22:44:38
オペラファン様、こんばんは!
先日のキムヨナ現役続行のニュースに、心底脱力した私です。
ソチまでは純粋に、ロシアっ娘達などとの美しい戦いが観られると思っていたのに…。
今季からはまた茶番が始まるのだろうか…と。

私もあげひばり大好きでした。この頃のキムヨナ選手は好きでした。なぜならフィギュアスケートファンとして、国籍に関係なく素晴らしい選手が出てくるとワクワクするからです。
そして例え転んでも一生懸命で、なにより素晴らしく音楽を表現するキムヨナ選手は美しかった。
その頃は真央ちゃんの方が勝っていたから、などの低レベルな話ではないのです。

キス&クライの彼女。
韓国人と思われるコーチと、点数を喜び拍手し、頑張ったねという風に頬を優しく撫でられる…可愛かったですね。今と顔付きが全く違う…彼女にいったい何があったのでしょう?

もうキムヨナ選手の「あげひばり」のような演技は観られない気がします。点数の高い演技は観られるかもしれないけれど。残念です。
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Unknown (オペラファン)
2012-07-05 01:04:02
キム・ヨナは昨年の世界選手権だけには登場しましたが、バンクーバー冬季オリンピック後、実質2シーズン、競技者として登場していません。
バンクーバーの後、ソチを見据えた浅田真央さんの苦しみは、けっして無駄なものではないものと私は信じていますし。
またロシア勢を筆頭に若手の台頭は、ソチの頃には、もっと凄いものになっているのではと思っています。
そのような状況の中で、ブライアン・オーサー・から離れたキム・ヨナが、逆にどこまでやれるのか、しっかりと見て行きたいと私は思っています。
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