①ベルリオーズ 「幻想交響曲」アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団(1964年5月 東京文化会館でのライブ録音 SEVEN SEAS盤)
②シベリウス 交響曲第2番ニ長調、「四つの伝説曲」 ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団(ドイツグラモフォン盤)
昨日は夜11時過ぎに帰宅。暑さと疲労で、ヘトヘト状態。暑さのせいもあるが、昨日も自分でも信じられないミスもあり、自身の体力の衰えを感じ、気分的に大きく落ち込むものがある。
さて、遅い夕食後、PCでメールを見ると、フレンズ・オン・アイスの2次募集の案内が来ていた。正に神に祈る気持ちで応募する。
一度は断念をしていたが、鈴木明子さんや高橋大輔さんの新シーズンの曲目を知るにつれ、どうしても諦めきれない気持ちが強くなり、神様がチャンスをくれるならば、もう一度、新横浜スケートセンターの前に立たせて欲しいという気持ちで一杯である。
今月28日は大阪へ「THE ICE」へ行くし、私自身、12月の福岡でのグランプリ・ファイナルも視野に入れている。
私が「しばらくCDは買えないなあと」とポロリと言ってしまった。そして、すぐに財務大臣閣下の一撃。
「こんなに(CDが)あるんだから十分でしょう!今、あるものを聴いて行きなさい!」
ごもっとも、ごもっとも。
だだ私自身、CDが「こんなにある」とは、けっして思っていないのだが・・・・。
とにかく、一枚一枚、CDを聴き直していくのも大切と思い、今日、最初に選んだのはクリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団によるベルリオーズの「幻想交響曲」、東京でのライブ録音である。
約25年前、購入して一回だけ聴いて、そのままになっていたCDである。
久し振りにきいて本当に熱くなった。何か指揮者の心の凄ましい動きが、オーケストラに伝わっていて、こんな凄い演奏が1960年代に日本で実現していたのかと思うと改めて驚かされました。
特に第4楽章のティンパニの恐ろしいくらいの強打、そして最終楽章の押し寄せてくるようなオケの響き、物凄い迫力。
しかし、物凄い盛り上がりの中にも、けっして、この当時のパリ音楽院管弦楽団の持つ独特な香りのある響きが失われていない素晴らしさ。
これぞ、ベルリオーズ!フランスのエスプリ!
指揮のクリュイタンスはこの演奏会の3年後の1967年にこの世を去り、その年に、パリ音楽院管弦楽団は解散されパリ管弦楽団として生まれ変わるのだが、現在のパリ管弦楽団には、パリ音楽院管弦楽団のような香り立つような響きは残念ながら聴くことは出来ない。
この録音はクリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団の最後の輝きだったのだろうか?
今は失くしてしまったもの大きさを痛感するのみである。
なお私が所持しているCDは、今、発売されているAltus盤ではなく、それより前、最初に発売されたSEVEN SEAS盤です。
「幻想交響曲」のあと、すっかり私の愛聴盤になったネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団によるシベリウス交響曲全集から交響曲第2番を聴く。
私はシベリウスの交響曲の中で、昔から第2番が苦手でした。しかし、このネーメ・ヤルヴィ指揮による演奏を聴いて、苦手意識は、すっかり一層され、なおかつ、この交響曲の持つ魅力に眼を大きく開かされました。
それにしてもパリ音楽院管弦楽団といい、このエーテボリ交響楽団のもつオーケストラの響きの素晴らしさは何と言ったら良いのだろうか!
上手く言えませんが、けっして演奏技術だけではない、長年、育んできたもの、伝えてきたものの大切さ。
グローバル化の進んだ現在のオーケストラ演奏を楽しむのも良いですが、一度、立ち止まって、後ろを振り向いてみてみるのも一興かな。
それらを、きちんと記録しているCD.
ボチボチ聴き直すのも、いいか!
②シベリウス 交響曲第2番ニ長調、「四つの伝説曲」 ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団(ドイツグラモフォン盤)
昨日は夜11時過ぎに帰宅。暑さと疲労で、ヘトヘト状態。暑さのせいもあるが、昨日も自分でも信じられないミスもあり、自身の体力の衰えを感じ、気分的に大きく落ち込むものがある。
さて、遅い夕食後、PCでメールを見ると、フレンズ・オン・アイスの2次募集の案内が来ていた。正に神に祈る気持ちで応募する。
一度は断念をしていたが、鈴木明子さんや高橋大輔さんの新シーズンの曲目を知るにつれ、どうしても諦めきれない気持ちが強くなり、神様がチャンスをくれるならば、もう一度、新横浜スケートセンターの前に立たせて欲しいという気持ちで一杯である。
今月28日は大阪へ「THE ICE」へ行くし、私自身、12月の福岡でのグランプリ・ファイナルも視野に入れている。
私が「しばらくCDは買えないなあと」とポロリと言ってしまった。そして、すぐに財務大臣閣下の一撃。
「こんなに(CDが)あるんだから十分でしょう!今、あるものを聴いて行きなさい!」
ごもっとも、ごもっとも。
だだ私自身、CDが「こんなにある」とは、けっして思っていないのだが・・・・。
とにかく、一枚一枚、CDを聴き直していくのも大切と思い、今日、最初に選んだのはクリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団によるベルリオーズの「幻想交響曲」、東京でのライブ録音である。
約25年前、購入して一回だけ聴いて、そのままになっていたCDである。
久し振りにきいて本当に熱くなった。何か指揮者の心の凄ましい動きが、オーケストラに伝わっていて、こんな凄い演奏が1960年代に日本で実現していたのかと思うと改めて驚かされました。
特に第4楽章のティンパニの恐ろしいくらいの強打、そして最終楽章の押し寄せてくるようなオケの響き、物凄い迫力。
しかし、物凄い盛り上がりの中にも、けっして、この当時のパリ音楽院管弦楽団の持つ独特な香りのある響きが失われていない素晴らしさ。
これぞ、ベルリオーズ!フランスのエスプリ!
指揮のクリュイタンスはこの演奏会の3年後の1967年にこの世を去り、その年に、パリ音楽院管弦楽団は解散されパリ管弦楽団として生まれ変わるのだが、現在のパリ管弦楽団には、パリ音楽院管弦楽団のような香り立つような響きは残念ながら聴くことは出来ない。
この録音はクリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団の最後の輝きだったのだろうか?
今は失くしてしまったもの大きさを痛感するのみである。
なお私が所持しているCDは、今、発売されているAltus盤ではなく、それより前、最初に発売されたSEVEN SEAS盤です。
「幻想交響曲」のあと、すっかり私の愛聴盤になったネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団によるシベリウス交響曲全集から交響曲第2番を聴く。
私はシベリウスの交響曲の中で、昔から第2番が苦手でした。しかし、このネーメ・ヤルヴィ指揮による演奏を聴いて、苦手意識は、すっかり一層され、なおかつ、この交響曲の持つ魅力に眼を大きく開かされました。
それにしてもパリ音楽院管弦楽団といい、このエーテボリ交響楽団のもつオーケストラの響きの素晴らしさは何と言ったら良いのだろうか!
上手く言えませんが、けっして演奏技術だけではない、長年、育んできたもの、伝えてきたものの大切さ。
グローバル化の進んだ現在のオーケストラ演奏を楽しむのも良いですが、一度、立ち止まって、後ろを振り向いてみてみるのも一興かな。
それらを、きちんと記録しているCD.
ボチボチ聴き直すのも、いいか!
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