①ブラームス 「ドイツレクイエム」 ルドルフ・ケンぺ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、聖ヘドヴィヒ教会合唱団(1955年録音 EMI盤)
②マーラー 交響曲「大地の歌」より第6楽章「告別」 クリスタ・ルートヴィッヒ(MS)オットー・クレンペラー指揮ニューフィルハーモニア管弦楽団(1966年録音 EMI盤)
ケンぺ指揮の「ドイツレクイエム」は昨年暮、シフ様よりご紹介のあったCD。本当は先週に届いていたのですが、インフルエンザでダウンしていたので、やっと今日、聴くことが出来ました。
「ドイツレクイエム」は大好きな曲なので、いろいろと持っていますがケンぺ盤は全くのノーマークでした。1955年の古いモノラル録音ですが、聴いていくにつれて、それを忘れさせる感銘深い演奏で、今、余韻に浸っています。
1955年と言えばフルトヴェングラーが亡くなった翌年。この当時のベルリンフィルの渋い響きに魅かれるものがあります。現在のベルリンフィルから、この様な響きは聴くことは出来なくなった。
合唱はベルリンの聖ヘドヴィヒ教会合唱団。カラヤンの時代になって合唱はウィーン楽友協会合唱団ばかりになりましたが、私は何か暗さのあり、悲しみに満ち溢れた、この教会の合唱団の方が好きです。前年、この世を去ったフルトヴェングラーを悼むかのようである。
第7曲は3回繰り返して聴きました。ゆっくりしたテンポで、じっくりと歌い上げられ作品に真正面から向かいあっている感を強くしました。正にドイツの合唱団!合唱の巧さ、緻密さから言えば定評のあるアーノンクール指揮ウィーンフィルの録音の方が上でしょう。しかし巧さと感動は必ずも一致しない。これが演奏と言うものの面白さでしょう。
この素晴らしい録音をご紹介して下さったシフ様、本当にありがとうございました。
昨日の夜、帰宅後、先々週、BSで放送されたNHK交響楽団のマーラーの「大地の歌」から第6楽章「告別」の録画を見る。
アルトのクラウディア・マーンケの独唱の素晴らしさは何度聴いても深い感動を憶えます。本当に聴いていて涙が出ます。
日本のオーケストラによる感動的なマーラーの演奏。
日本のオケだからといって、海外のオケより格下に見ることは絶対に止めてほしい。
私たちは、もっと自国のオーケストラを大切にしなくてはいけません。そして愛情を持って欲しい。
今日は、その「告別」を往年の名歌手クリスタ・ルートヴィッヒの独唱で聴く。
定評のある録音なので、何も言うまい。
ルートヴィッヒにはクレンペラー指揮によるブラームスの「アルト・ラプソディー」があることを思い出した。次には、それを聴こう。
②マーラー 交響曲「大地の歌」より第6楽章「告別」 クリスタ・ルートヴィッヒ(MS)オットー・クレンペラー指揮ニューフィルハーモニア管弦楽団(1966年録音 EMI盤)
ケンぺ指揮の「ドイツレクイエム」は昨年暮、シフ様よりご紹介のあったCD。本当は先週に届いていたのですが、インフルエンザでダウンしていたので、やっと今日、聴くことが出来ました。
「ドイツレクイエム」は大好きな曲なので、いろいろと持っていますがケンぺ盤は全くのノーマークでした。1955年の古いモノラル録音ですが、聴いていくにつれて、それを忘れさせる感銘深い演奏で、今、余韻に浸っています。
1955年と言えばフルトヴェングラーが亡くなった翌年。この当時のベルリンフィルの渋い響きに魅かれるものがあります。現在のベルリンフィルから、この様な響きは聴くことは出来なくなった。
合唱はベルリンの聖ヘドヴィヒ教会合唱団。カラヤンの時代になって合唱はウィーン楽友協会合唱団ばかりになりましたが、私は何か暗さのあり、悲しみに満ち溢れた、この教会の合唱団の方が好きです。前年、この世を去ったフルトヴェングラーを悼むかのようである。
第7曲は3回繰り返して聴きました。ゆっくりしたテンポで、じっくりと歌い上げられ作品に真正面から向かいあっている感を強くしました。正にドイツの合唱団!合唱の巧さ、緻密さから言えば定評のあるアーノンクール指揮ウィーンフィルの録音の方が上でしょう。しかし巧さと感動は必ずも一致しない。これが演奏と言うものの面白さでしょう。
この素晴らしい録音をご紹介して下さったシフ様、本当にありがとうございました。
昨日の夜、帰宅後、先々週、BSで放送されたNHK交響楽団のマーラーの「大地の歌」から第6楽章「告別」の録画を見る。
アルトのクラウディア・マーンケの独唱の素晴らしさは何度聴いても深い感動を憶えます。本当に聴いていて涙が出ます。
日本のオーケストラによる感動的なマーラーの演奏。
日本のオケだからといって、海外のオケより格下に見ることは絶対に止めてほしい。
私たちは、もっと自国のオーケストラを大切にしなくてはいけません。そして愛情を持って欲しい。
今日は、その「告別」を往年の名歌手クリスタ・ルートヴィッヒの独唱で聴く。
定評のある録音なので、何も言うまい。
ルートヴィッヒにはクレンペラー指揮によるブラームスの「アルト・ラプソディー」があることを思い出した。次には、それを聴こう。